2017年1月8日、今年2回目の釣行。

前日は崩れる前の凪ぎで釣り易かっただろが、

会社が連休明けの変則休みでは仕方がない。

 

 天候は下り坂で正午から雨が降る予報だ。

出来るところまでやるつもりで出かけた。

 

 1時前に洲崎灯台下に到着、今までの実績

からは、夜中に頑張ってみても無駄と思われる

が、天気が悪くなることが分かっているので

夜中から釣ることにした。

 

 釣り場には誰もおらず、昨日の状況は分からない。

風はまだ東よりの弱い北風だった為、波は高くなく、

テラスから釣り始めてみた。

 

 潮は流れておらず反応がない。 暫くして、ワンドの

中央、角へ移動いろいろ探るが、反応なく時間だけが

過ぎる。 さし餌も残ったままだ。

 

 北風が少し強くなってきたので、いつもの風裏

ポイントへ移動。 今シーズンはここでメジナを

一匹も釣っていない。

 

 ここも潮が流れていない。そんななかで仕掛けを回収

しようとすると重い、ウキの変化なしにかかっている。

35cmくらいのヒダリマキだ。 4時前だった。

 これが釣れる時はメジナが釣れないと言われている。

水温が低下しているのだろう。 しばらく、同じポイントでやるが、

潮が流れないため、灯台下ポイントに戻る。

 

 北風も少し強くなり、また眠くなってきたので車中で30分ほど

うとうとする。 6時前になり、釣り人が、来だしたが、天気予報が

悪い為か、いつもに比べると少ない。 ルアーマンが4,5人

いるのみだ。

 

 ふかせ釣りの人はいない。北風予報でここへ来る人はいなくて

当たり前か。  今日、ここへ来た理由は夜明けの時合いに期待

したためだ。 最近は、夕方より夜明けによく釣れている。

 しかし、現実は甘くない。  北風が徐々に強くなってきた。

あたりがあれば、頑張れるが・・・・。  転進することにした。

 

 2番目のポイントは近くの伊戸港の左側の磯。

めじな岩というらしい。

 ここは風裏になるため、凪いでいる。 

 

 左側はビーチホテル裏の磯へと続く。 こちらには数名の釣り

人さんがいる。

 2,3年前にここで竿を出したことがある。その時は、ふぐが

多く釣りにならなかった記憶がある。

 

 地形としては、水深もそれなりにあり、良く見ると、いい溝が

ある。 流れも少しあり、溝を流すと小さなメバルがきた。

 そのあと、それなりの引きの魚がきたが、ばらしてしまった。

 

 流れが出来ているところを中心に探ってゆくが、そのあとは

あたりがなく、餌だけがなくなるようになった。

 

 深いところに、小さな餌取りがいるのだろう。

昼近くまでやったが、めぼしい魚が釣れないため、夕方に

ターゲット絞り転進することにした。

 

 西川名 ぶだい島へ行った。 駐車場のおばさんから最近の

状況を聞くが、つれていないとのこと。 丁度、ぶだい島から

あがってきた、以前にも会ったことがある釣り人さんもメジナは

釣れなかったとのこと。

 

 状況は以前、来た時から変わっていないようだが、下げ潮

に期待した。  このころから、雨が降り出した。

 

 風は北から強く吹き、沖からくる波を抑えている為、

ぶだい島周辺は波はほとんどない。

 

 昼過ぎから釣りだした。しかし、ここも潮が流れない上に、風

に押されるため仕掛けが潮になじまない。

 

  雨足が強くなってきた。 足元、沖目、磯際いろいろ狙うが

餌はそのまま返ってくる。 更に、最初は2,3羽だったカモメが

まき餌に群がるようになった。浮いたまき餌を拾っている。

 

 その数はだんだん増え最終的には二十羽近くになっていた。

 まるで餌鳥、ポイントから離れた位置に最初まき餌をして、

餌鳥を寄せ、そのあと本命ポイントに少量のまき餌を打つ。

 

 4時過ぎ、北風は更に強くなり、雨も激しく降るようになった

ところで、ギブ。 つりをやめた。 

 

 今シーズン初めての坊主だった。

 

 釣れなかった原因は水温の低下、潮の流れがなかった為

なのか? それでも、ポイントをうまく選択していれば

釣れたのだろうか? 水温が底になり安定するまで釣れない

のかもしれない。