2016年11月18日、明日は朝から雨予報。前日に

半休を取り、夜に釣る時間を長く取る計画をたてた。

 

 13時、宇都宮を出発、4号線で工事をしており

渋滞、千葉市内、柏でも渋滞があり、結局、

館山の餌屋さんについたのが、20時を回っていた。

 

 2週間前、同じ潮廻りで結構いい思いをした。

今日はどうなるのるのだろうか? 期待感のみ先行する。

予報どうり、風は弱く、海は凪ぎている。

 

  幸い、誰もいない。 まだ、月が出ていないので、真っ暗。

 釣り開始は21時すぎ。 潮が引く前にテラスを狙った。 

 

  2週間前は一投目からイサギがかかったが、反応はない。

 

 最初に釣れたのは、カゴカキ鯛。 図鑑によると美味しいらしい。

 

 結構、大きなあたりだったので、魚の活性は高いようだ。

25cmの尾長がきた。 良型はいないようだ。 

しばらく釣りをしていると、フカセをしに来たという、釣り人さんが来た。

 

自己紹介をしていると、以前に会ったことがある人だった。

釣り談義に花が咲くが、本命からはあたりがない。

 

波もほとんどない、潮も流れない最悪状況。

 

ポイントをワンドの中央へ移動。月が出て、まわりが明るくなった。

中央も流れはないが、あちらこちらと探ってみる。

 

 竿3本分ぐらいの沖で、アタリらしき反応がウキにでた。

1回目はスバリ、2回目も、3回目は十分にまって、合わせ。

 

 40cmがきた。 午後10時半。 朝まではまだたっぷり時間

はある。 しかし、このポイントではこの1匹のみ。

 

 このころから、北よりの風がでてきた。強くはないが、

釣りづらくなった。 もうひとりのフカセ師さんは左側の磯の先端

で釣りをしている。

 

 左角のポイントへ移動、潮があて潮になり、沖に投げた仕掛けは

手前に寄ってくる。 止め気味にして待っていると、あたりがでた。

 

32cm。 魚はいるようだが、いい流れがないため、あたりが

出ないのか? 

 

30cmを追加。 しかし、釣りづらい。 0時を回っていた。

  ポイント変更、最初にやった、テラスへ移動。

 潮はすこし動いているが、あて潮で釣れそうにない。

 

  更に変更、中央のポイントへ。

このころから潮がわずかに右側へ流れるようになった。

満ち潮時に発生する流れだ。

 

 突然、ウキが消しこまれた、尾長と思ったが、あがってきたのは

口太。 36cmだった。 時刻は2時。

 潮が流れ始め、気合がはいる。

 30分後にまたあたりがあり、35cmがきた。

フカセ師さんがきた。 先端では釣れなかったとのこと。

 左横からのポイントからならんで釣ることになった。

左から右へいい流れができている。

 

 しばらくして、左のフカセ師さんが1枚つられた、40cm近く

あるように見えた。 

 

 しかし、その後は流れがあっても、あたりがなくなってしまった。

 時刻は4時、夜明けまであと2時間。 この頃より、雨が降り出した。

フカセ師さんは、道具をたたみ始めた。 釣り終了のようだ。

 

 別れの挨拶のあと、大雨がくるから、やめたほうがいいと

忠告してくれた。

 

 雨足が強くなってきた。 終了しようと思い、釣果写真を撮影。

 

 道具をしまって、帰ろうと思った。 門を通過しようとした時、

いつもの駐車場の管理人のおじさんがまだいけるよアドバイスを

してくれた。

 

 また、もとの場所に戻って、釣りを再開。 何をやっているのか?

雨は更に強くなってきた。

 

 

 しかし、つれるのは外道ばかり。本命がつれない。

 

 夜が明けても、メジナが釣れる気配はなく、エサ取り対策で

海苔を使用しても、かかるのはアイゴのみ。

 

 

 風は予報では南、しかし実際は北が吹き、波が高くなってきた。

 雨が袖口から流れ込み、防寒着の中が濡れ、冷えてきた。  

 

和歌山田辺の釣り師なら喜んで釣る渋紙級のアイゴを

5,6枚、釣ったところで、本当に釣りをやめることにした。

朝10時だった。

 

 袖口ばかりでなく、防寒着の防水性が落ちているようで、

内部が濡れてきた。 風向きも変わる様子はなく、相変わらす

北からの強風があり、うねりも高い。

 

雨は予想していたが

風向きは予想と逆であり、しっくりこない釣行となった。