ナイスコンプレックスN29「YAhHoo!!!!」終幕しました。
25日から29日までの五日間、本当に楽しく夢のような時間を過ごさせていただきました。
一夜明けて今日は家の掃除やら洗濯をしています。
昨日の大千秋楽カーテンコール。
舞台上から見るスタンディングオベーションは圧巻で、あのとき舞台と客席の壁はなくなり、場内は確実にひとつになりました。
舞台袖に引っ込んでから演出のキムラさんと草太役の樋口さんと抱き合いました。
福島県、浪江町。
今回の舞台に出演するにあたっていろいろと勉強しました。
忘れようと思えば忘れてしまうし、目を背けていれば背けたまま。
来場されたお客様が本作を見て何かキッカケを得たように、僕もこの作品に出ることがキッカケでした。
「舞台と客席の壁をなくす」
初めてキムラさんの口からこの言葉と実際のプランを聞いたとき、
おそらく僕を含むほとんどのキャストが「そんなこと出来るの?」と思ったはずなんですよね(劇団員さんは違うのかもしれないけど)。
実際共演者と稽古後に食事をしてるときも「やっぱ難しいよね・・・」と話していたのを覚えています。
でもね、成功したんです。奇跡の瞬間を見ました。

一度成功すると不思議なもので、その次からは「壁をなくす」ことを困難と思わなくなりました。
歌詞にもあるように「これはみんなの物語」で、あの祭りは「みんなの祭り」なんです。
僕は思いました。
きっと、壁は「壊れた」わけじゃなくて、最初からそんなのは「なかった」のだと。
役者が、作品が、お客様が自然に壁を作ってるんだと。
もちろん強固な壁が存在することで魅力が増している舞台も沢山あります。
ただ、この作品に関しては壁はありません。僕には見えなくなりました。
終演後の客席で、面識のないお客様からも次々に「良かったです」と声を掛けられて幸せな気持ちになりました。
当然そこにも壁はありません。
「見てくれてありがとうございます」「見させてくれてありがとうございます」
互いの感謝が行き来する理想の空間です。
一回上演する度にシャツが絞れるくらい汗だくになりますが、最高に気持ちいい作品でした。

ちなみに僕は身体の線が細いのでシャツの上にトレーナーを二枚重ねて、下もジャージを履いて、
その上からつなぎを着てました。拷問のような暑さでした(´∀`)
出演者もスタッフも、皆が最後の最後まで上を見続けた良いカンパニーです。
楽屋もワイワイ楽しかったです。


ひとまず今回のYAhHoo!!!!はこれでおしまい。
長々書きましたが、最後はヤンスケの言葉で締めましょう。
これが、はじまりなんだ。
小野哲平


