うつ病の中で検証した「はらみ足投資法」 -857ページ目
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2.子猫

2.子猫


2001年の私の誕生日



仕事から帰り、玄関を開けるなり、「お願いだから飼っていい?」と5歳になる娘



我が子からいつかは言われるだろうと思っていた言葉のひとつ「何を?」と言う



なんと大嫌いな猫・・・
それも



手のひらに乗るくらい痩せこけた、乳離れしたばかりの

今にも死にそうな子猫


妻も息子も3人で「飼っていい?」



この猫を飼う?
明日には死んでいるかもしれない・・・



娘は悲しむだろう



でも天真爛漫な笑顔の娘に首を横に触れなかった
それも、今日は私の誕生日
これも何かの縁か、しかたない・・・とあきらめた



ミルクをあげても飲まない

よほど怖い目に会ったのだろう、部屋の隅で動かない子猫 音を恐れる子猫
一生懸命世話をしてやるんだと、ミルクを飲ませようとする娘
でも飲まない



娘に言った



この子猫が自分からミルクを飲もうとしない限り死んでしまうと思う


死んでしまった時の覚悟を話していた



でも、もし


この猫が生きることを選んだなら、自分から飲むはず
だから無理矢理飲ませないで、怖がっているのだからそっとしておこう



そして3日後・・・



「お父さん、ミルク自分から飲んだよ!」


娘は、そっと、でもずっと、「ミルク飲んで」と心から叫びながら、子猫のそばから離れなかったに違いない


だから大はしゃぎ


なまえは、ミルク飲んで♂だから「ミルくん」、それで「ミル」だって



生きていく道を選んだんだからしょうがない
大嫌いな猫と娘が大人になるくらいまで、つきあっていくしかないか・・・



しかし



この「ミル」との出会いが、将来私の病気に影響を与えてくれることになるとは、知る由もない

続く

1.うつ病になる前の私

・・・ちょうど1年と少し前の2005年12月クリスマス前に「うつ病」と診断されました


1.うつ病になる前のわたし


仕事と自分


旅行会社の会社員。団体旅行の営業、計画、添乗が主な仕事。
出かけること、人と出会うこと、大好きで天職だと思い込んでいました。


人前で挨拶をしたり、宴会で司会をしたり、すこし苦手でしたが。
お酒の力を借りながら頑張る私。


楽しいことのお手伝いができて、無事旅行から帰ってきて、お客様に笑顔で「また来年一緒にいこうね」
と言われるのが何よりもうれしくって、疲れが吹っ飛ぶ充実した日々でした。


家族


休みには、家族とドライブへ。
四季の風を感じにあちらこちらへ。


春は桜の花の下で子ども達と妻の手作り弁当を食べ、夏は花火の写真撮影、秋には紅葉狩りに、冬には弁当作って子どもとスキー。


たまの日曜の休みには、家族と同じ時間を過ごす私。



お酒


お酒はアルコールの入っているものであれば何でも好き。
実父も飲むが、義父も飲む。特に義父と飲むお酒はおいしい。


晩酌が一日の疲れを癒してくれ、ささやかな楽しみのひとつ。
風邪を引いたり、体調が悪いときは飲もうという気が起こらない。


なので、体調管理は酒が欲しいか欲しくないかでわかる便利な身体。


ごく普通の、笑顔に包まれることの好きなわたしです


続く

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