すそわきが(すそ腋臭・外陰部臭症)っていう言葉は聞きなれないですよね?
これもワキガの一種で、しもわきがとも言います。
これは、陰部付近のアポクリン汗腺から発生するニオイのことで、濃くて太い毛が生えている所にアポクリン汗腺が発達することが多いので、わきの下だけではなく陰部付近にも症状があらわれることがあるそうです。
アポクリン汗腺は、その他にも乳首、おへその周り、外耳道などの部分に存在しているそうで、ほとんどがわきの下に集中しているものですが、陰部やまれにその他の場所にも存在することがあります。
このアポクリン汗腺が、わきが臭をもたらす元になるのですが、わきがの人は、その人の遺伝や体質で人よりアポクリン汗腺の数が多かったり、大きかったり、活発だったりするわけです。
日本人の場合は、陰部にあるアポクリン腺はほとんど退化しているということを聞いたことがあります。
残っているとしても瘢痕程度ですから、すそわきがの症状がある人は、わきがの症状がある人よりも非常に少ないということでした。
また、仮にワキガ体質であっても必ずしもすそわきがだというわけではありません。
すそわきがはワキの下よりもさらにデリケートで気にかかる部分ですから、もし治療や手術を考えるのなら、特に注意して経過をよく見ながら進めてください。
何か薬を使うのなら、肌に合っているかどうか、かゆみやひりひり感がするようであれば、すぐに使用をやめたほうがいいです。
手術をするのなら、医者と対話を重ね、説明もよく聞いた上で、信頼できる医者だと思ってからにしましょう。
手術の方法は、ワキガと同じだとおもいますが、すそわきがのニオイが取れたとしても、毛も無くなってしまうので、新たな悩みが増えてしまうことになります。
(凝固法という毛を失わないですむ治療方法もあります)
現在のすそわきがの治療には、メスを使用する治療法が主流のようですが、ボトックス薬剤を注射で注入するだけの治療法もあります。
ボトックス薬剤は、ボツリヌス菌から作られた、神経毒素の種類の薬剤で、筋肉を収縮させて汗腺を細くさせる事ができます。
汗腺を細くすれば活動を抑制できるので、ニオイも薄れるというわけです。
ただ、その効果は永久的なものではなく、最初は約半年ぐらいで効果が切れてしまいます。
これを何回か続けると、効果が出ている期間も継続的なるということです。
詳しいことは専門の病院やクリニックで問い合わせしてくださいね。
また、あるデータによると、自分はすそわきがだと思っていても、その半分は実は、すそわきがではなかったというものです。
しかし、本当にすそわきがなのか、そうではないのか、自分ではなかなか判断がつかないと思います。
すそわきがのニオイじゃないのか? と気になっている方は、自分ひとりで考え込まずに、正しく対処するためにも、信頼できる身近な方や専門医に相談するほうが良いと思います。