ワキガは一般的にいうと、ニオイの強さは発汗量に比例するので、汗が多いと臭いも強く、夏はその傾向が強くなります。
性別では女性のほうが多く、年齢別では思春期から中年期にかけて多くなります。
ワキガというと“汗臭さと入り混じる男のいやなニオイ”というイメージがありますが、最近ではワキガで悩んでいる女性が増えてきています。
それでは女性のほうがワキガ症が多いのはなぜでしょうか?
女性にもワキガが増えてきた原因として、
①女性特有の体質による
②食生活が原因
③働く女性が増え、ストレスがたまりやすくなった
④最近のワイン、焼酎ブーム
などが考えられます。
女性特有の体質によるというのは、2つの理由があります。
女性は男性に比べると、アポクリン汗腺の数が多くありますが、ホルモンの関係から汗腺が開いていて、働きも活発なことが理由のひとつです。
アポクリン汗腺からは、タンパク質やアンモニア、鉄分、脂質、脂肪酸といったワキガ臭の元になる物質が分泌されますから、アポクリン汗腺の数が多いということは、それだけワキガのニオイがする可能性も高いということなんです。
2つ目の理由は、女性の方が男性よりも皮下脂肪が厚いからです。
皮下脂肪が厚いということは、体内の熱が体外に放出されにくく、体温が上昇しやすい状態にあります。
体温が上がると、当然汗が出やすくなり、当然ニオイも発生するというわけです。
次に、食生活の面からの原因ですが、男女関係無く欧米型の食事をとれば、欧米人の体質に近づき、ワキガにもなりやすくなります。
乳製品や肉類には動物性脂肪、中性脂肪、脂肪酸などが多く含まれていて、アポクリン汗腺や脂肪腺を刺激して、アポクリン汗の分泌を活性化させるので、ワキガ臭の原因になっています。
女性の場合は、特に甘い食べ物の嗜好が関係しています。
ドーナツやケーキ、ペイストリーなどは糖分と油分、牛乳や卵といった動物性食品がたくさん含まれているのですが、この動物性食品が臭いのもとになるのです。
他にも女性が好きなパスタやピザ、ラザニアなどはチーズをたくさん使用していますが、これらもワキガということから考えるとよくありません。
女性はスイーツが大好きですよね?
皮肉なことにこの嗜好が、女性のわきがの原因の1つになっているということなんです。
わきがに悩む女性は、乳製品や動物性食品を控えめにして、野菜や果物などでビタミンを補給するようにしましょう。
また、砂糖や油を多く使った食べ物は、ワキガだけでなく「にきび」の原因にもなりますから、特に若い女性は食べ過ぎに注意したほうがいいですよ。
さらに、体液を酸性に傾けます。
男性もこうゆう食生活のウエイトが高くなるとわきが症になりやすくなるということを忘れずに。
次にストレス面からですが、女性は男性よりもニオイを気にする性質を持ち合わせています。
男性の2倍以上もニオイに対して気を使うのでストレスがたまりやすいのです。
これは働く女性が多くなったことに比例して、ワキガの女性の数も多くなっています。
そして、近年のワインブーム、焼酎ブームで、美味しいお酒が手軽な感じで飲めるようになって、女性のアルコール摂取量も増えてきました。
ワインや焼酎などのアルコール類は汗腺の活動を活発にします。
お酒を飲むとよく汗をかきますからワキガを助長する原因となります。