正月は蟹で決まり
中国でカニと言えばこの蟹が一番有名ですね。もっとも上海ガニの名称は日本のもので中国では「大閘蟹」と呼び、陽澄湖産のものが最高級とされています。どう言う訳か上海ガニの解禁となる11月に上海出張が入ります。もちろん食べます。この上海ガニの産地である陽澄湖の横にあるレストランで頂きます。この陽澄湖にはシーズンになると蟹王市場といる蟹の卸市場が100軒近く軒を並べています。決してきれいな店でもありませんが、やはり本場で本場の蟹を食べるのは楽しいものです。上海ガニは小さな蟹で、オスが大きく高級とされます。そして一般的に3匹がセットでくくられて売られております。その中の1匹がオスで残りの2匹がメスです。
この上海ガニの食べ方はもちろん蒸したのが一般的ですが、有名なところに酔っ払い蟹(酔蟹)があります。上海では一般的で生のまま紹興酒につけています。この酔っ払い蟹は非常に美味しいのですが、上海ガニは肺臓ジストマの中間宿主なので非常に危険だと言われています。現在では香港や上海の方が日本より金持ちが多いため、殆どが日本にはこず中国圏内で消費されています。地元では数百円で買えるものが香港の高級レストランでは5000円以上で調理されます。
なお、食べ方は普通の蟹と同じで、まず甲羅を開けて蟹味噌や内子を食べ、次に胴体、そして足と食べて行きます。問題は足で、この細い脚を剥いて食べるには高等技術がいりますのでなかなか私にはできません。中国人はなれたもので器用に剥いて食べて行きます。
なお、中国料理の特徴か、蟹はメインディシュのため、出てくるのは他の最後であり、その前に幾つかの料理を平らげてから頂くことになります。
最後になりますが、中国でこの上海ガニを食べるときに、よく偽ものが多く出回っており、偽物に高い値段を払わされることがありますのでレストランを選定するときは十分に注意する必要があります。もちろん陽澄湖の地元のレストランなら心配いりません。ただこの
陽澄湖ですが、蟹王市場は鉄道の駅から離れており、行はタクシーが簡単に拾えるので問題ないのですが、帰りはなかなか拾えない、そこで帰りはバスを選んで乗ることになりますので覚えておかれると良いでしょう。