
「 ひゃぁあっははは ♪ くたばれ ババア ! 」
男が鉄棒で 老婆に殴りかかりました。
<< ブ ン ! >>
鉄棒は空気を 切り裂き
老婆の頭に 振り下ろされました。
<< ガキ~ン !
鉄棒は空を切り 床を叩きました。
老婆は 男の動きを見切り、
「 ひょい 」と一歩後ろに下がり 鉄棒をよけ、
同時に 手にした容器の液体を男の目にかけました。
<< ビ シ ャ ! >>

「 砂かけババアじゃなくて 水掛けババアかよ、
あっ いぃ うっうっ うぎゃぁあ ~ !
ババァ 何をかけやがった、
めっ 目がぁぁああ ~!
いてぇよぉぉお ~! 」
強烈な刺激に 男は目を押さえて
のたうちまわりました。
「 ババア ! なんてことしやがる ~! 」
「 ふん、年寄りの頭を
『 かち割る 』 ってぇのは関心しないねぇ、
『 強がる 』 だけでからっきしだねぇ、
年寄りを 『 いたわる 』 って気持ちは
無いのかねぇ ?
『 痛がる 』 のは自業自得。
「 ババア ふざけんな ! なに韻を踏んでんだ、
ばっさり切り裂いて ババアの開きにしてやる。
もっとも、もう 干物みたいだがな、
ぐわぁははは 」
次の屈強な男が ナイフで斬りかかりました。

<< バ サ ッ ! >>
老婆は 前掛けを 闘牛士のように翻し
ナイフの 一撃をかわし
軽やかに フラメンコのステップを踏みました。
「 ち ぃ !
ババアのくせに ちょこまかとしゃがって 」
「 じゃぁ こっちの番だよ 」
老婆は 液体を男に浴びせました。
しかし、男は 後ろに下がり
液体は 目にはかからず 服にかかりました。
「 ば ~ か め !
同じ手に ひっかかるもんかい !
年寄りは 何度も何度も同じことをしたがる、
過去の成功体験に 縛られるってことだな。
あぁ~ 歳はとりたかぁないねぇもんだ、
次は はずさねえぞ ! 」
男は ナイフを振りかざし 襲いかかりました。
「 ババア ! 地獄に落ちろぉぉぉおお ~! 」
続 く
