、
「 ふふふふふっ、
喜べ お前たちを
ネバーランドから 連れ出してやるぞ 」
捕まえた子供たちを見てフック船長は御機嫌です。
「 いいかい 子供は、いつまでも
ピーターパンと 一緒にいてはいけないんだぞ 」
その言葉を聞き 子供たちは これから
どうなってしまうのか 不安でいっぱいです、
みんな声も出せず 青ざめた顔色になって
ガタガタ震え出しました、泣き出す子供もいます。
「 ティンカー・ベルも そうだ。
あいつは もっと たちが悪い、
アイツが そもそもの元凶だ、
何とかしなくては 、、、、 」
フック船長は 言いました。
「 小さくて空を飛ぶので
逃げられちまいしまいやした 」
「 俺達を小馬鹿にしたしたような
蔑むような目付きでしたぜ 」
「 あれは妖精どころか 小さな悪魔みたいですなぁ 」
「 今度は虫取り網を用意して捕まえてしまいやしょう 」
手下たちも 言いました。
「 まぁ よい 子供たちさえ連れてこられれば 」
子供たちを乗せた海賊船はネバーランドを離れました。
いらすとや
「 そろそろ ネバーランドの領海を出ます 」
フック船長の手下が言いました。
「 ふふっ ここまでくればピーターも追いかけてくるまい 」
フック船長は言いました。
と、そこに不思議な音が聞こえてきました。
< ♪ チクタク、チクタク ♪ >
「 うわぁぁぁぁああ ~!
ワ ワニ だあぁぁああああ ~! 」
フック船長はパニック状態になり、
頭を抱えて 慌てて身を隠しました。
いらすとや
「 ワシの腕を 噛み千切った
ワニだぁぁぁああああ ~~~! 」
フック船長は 青ざめ
恐怖に支配され 震えています、
あきらかにパニック状態です。
手下の海賊たちが 恐る恐る海を覗きました。
「 あぁぁぁああっ ~ ! 」
続 く