ガリバ~は 執事に
とある施設につれてこられました。
「 宇宙に行くためには
色々体力テストをクリアしなければなりません 」
「 大変なのぉ ? 」
「 我々ラピュタ人は
皆 虚弱体質なので難しいんですよ 」
「 これは なんですか ?
回転ジャングルジムみたいな ~ 」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200723/17/ff22302370/c9/fc/p/o0347037314793125229.png?caw=800)
「 回転の遠心力により
重力耐久力を試す装置です
まずは 適性があるか試すのです 」
「 ぷぷぷ 子供の遊具くらいじゃ
テストにならないんじゃないですかぁ ? 」
「 準備は 良いですかな ? 」
「 いつでもいいよ にやにや 」
ガリバ~は 回転ジャングルジムの内側に
体をベルトで 固定されました。
「 テスト開始 ! 」
<< ぐるぐるぐる >>
「 どうですかな ? 」
「 ぎゃははは 童心に帰るなぁ 楽しい ~ 」
「 スピードを 上げますぞ 」
<< グルングルングルン ! >>
「 きゃぁぁああ ~ ! 目がまわる ~ ! 」
回転装置は さらに高速回転しました。
「 むむむ 強烈な圧力を感じるよぅ
体が ぺちゃんこになりそぉぉお ~ 」
<< ギュルルルル~! >>
「 うわぁぁ ~! 気持ち悪ぅぅううう ~! 」
「 まだ まだ テストの途中ですぞ 」
「 ちっ ちょっと 止めてぇぇええ ~ 」
「 止めろと言われても
すぐには止まらないんですよぅ 」
「 うっ うっううぅうう ! 」
ガリバ~は手で口を抑えようとしましたが
遠心力で体が押し付けられ 手が動かせませんでした。
「 おぇぇええ ~! げぼぼぼぼ ~!! 」
ガリバ~は さっき食べた食事を戻してしまいました。
「 うわぁ ! やめてください
実験装置が 汚れますぅう ~!
あぁぁ 未消化の 胃の内容物が
360度 とびちったぁぁあ ~ ! 」
「 ごめんよぉぉ ~
ぎゃぁぁああ ~ ! 止めちくり ~! 」
げろろろろ ~! げぼぼぼぼ ~!
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「 なかなか 強靭な体力ですな
我々ラピュタ人とは桁違い
普通のラピュタ人が悶絶して気絶してしまう
重力の4倍ほどの負荷を与えてみても
ゲロを吐いただけで 意識もあるようですな 」
「 先に言ってくれれば
出された料理だけ食べて
何回も おかわりせずに
腹6分目にしておいたものを ~
吐いた分 もう一度 食わせろ ~! 」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200719/00/ff22302370/6b/1b/j/o0900054214790910055.jpg?caw=800)
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