ラピュタ編 ガリバ~旅行記 6 | 藤花のブログ 詩と

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この胸に 湧き上がる気持ちを 言葉にして あなたに贈りたい

  王様と会食した後 食休みが済むと 

  ガリバ~は 執事に

  とある施設につれてこられました。


「 宇宙に行くためには

  色々体力テストをクリアしなければなりません 」

「 大変なのぉ ? 」

「 我々ラピュタ人は

  皆 虚弱体質なので難しいんですよ 」
  
「 これは なんですか ?

  回転ジャングルジムみたいな ~ 」





「 回転の遠心力により

  重力耐久力を試す装置です

  まずは 適性があるか試すのです 」

「 ぷぷぷ 子供の遊具くらいじゃ

  テストにならないんじゃないですかぁ ? 」

「 準備は 良いですかな ? 」

「 いつでもいいよ にやにや 」


  ガリバ~は 回転ジャングルジムの内側に

  体をベルトで 固定されました。


「 テスト開始 ! 」


<< ぐるぐるぐる >>  


「 どうですかな ? 」

「 ぎゃははは 童心に帰るなぁ 楽しい ~ 」

「 スピードを 上げますぞ 」

<< グルングルングルン ! >>

「 きゃぁぁああ ~ ! 目がまわる ~ ! 」

  回転装置は さらに高速回転しました。

「 むむむ 強烈な圧力を感じるよぅ 

  体が ぺちゃんこになりそぉぉお ~ 」

<< ギュルルルル~! >>

「 うわぁぁ ~! 気持ち悪ぅぅううう ~! 」

「 まだ まだ テストの途中ですぞ 」

「 ちっ ちょっと 止めてぇぇええ ~ 」

「 止めろと言われても

  すぐには止まらないんですよぅ 」

「 うっ うっううぅうう ! 」

  ガリバ~は手で口を抑えようとしましたが

  遠心力で体が押し付けられ 手が動かせませんでした。

「 おぇぇええ ~! げぼぼぼぼ ~!! 」

  ガリバ~は さっき食べた食事を戻してしまいました。

「 うわぁ ! やめてください

  実験装置が 汚れますぅう ~!

  あぁぁ 未消化の 胃の内容物が 

  360度 とびちったぁぁあ ~ ! 」


「 ごめんよぉぉ ~ 

  ぎゃぁぁああ ~ ! 止めちくり ~! 」

  げろろろろ ~! げぼぼぼぼ ~! 


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


「 なかなか 強靭な体力ですな

  我々ラピュタ人とは桁違い

  普通のラピュタ人が悶絶して気絶してしまう

  重力の4倍ほどの負荷を与えてみても

  ゲロを吐いただけで 意識もあるようですな 」

「 先に言ってくれれば

  出された料理だけ食べて

  何回も おかわりせずに

  腹6分目にしておいたものを ~

  吐いた分 もう一度 食わせろ ~! 」




      続 く