おわり 1日が終わる 一年が終わる 新しい年が始まり 一月が 終わる 忌み事 慶事 合わせ鏡のように現れた 来たるべき未来も それは変わらないのだろう ゆっくりと奈落の底に向かい 落下して行くのだろう 我々は それに気づかずにいる 気づいていた人がいたとしても 目をつぶり 耳をふさぎ 知らないふりをする すべてが おわる その日まで