最終話 世界名作劇場 偽 三匹の仔豚  | 藤花のブログ 詩と

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この胸に 湧き上がる気持ちを 言葉にして あなたに贈りたい

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「 畜生め! このままだと餓死しちゃう 」


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「 おやぁ ? 」

  地面は 土のままじゃん、

  オオカミの穴掘り技術を あなどったな 」

<< ガシガシガシ! ドシャドシャ >>

 おし! 逃げ出せたぞ、 しょせん豚だな、

 バカは死ななきゃなおらない~、とくらあ 」


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『 ずいぶん いい気分だな オオカミさん 」

「 まってたよ、うひひ ♪ 」

「 脱走の罪は 重いよ~ 」

  三匹の子豚たちが それぞれが 棍棒を手に持ち

  待ち構えていたのです 」


「 ひぃぃいい~! 許して、、、 」

「 だめで~す 」

<< ボコボコボコ >>

 三匹の仔豚は 鬼の形相で オオカミを殴ります。

『 ぎゃぁあ ~! しんじゃいますよぉ~!

  たすけてくださいぃいぃい  』

「 もう二度と 豚を襲わないと誓うか ! 」

「 はいはいはい 絶対襲いません、だから許して 」

「 お前は 初犯のようだから 放してやろう、

  二度とくるなよ 次は命が無いぞ 」

「 へいへい ありがとうございます。
  
  絶対、豚は襲いません、固く誓います !

『 豚 』 は襲いません 」


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  オオカミは放逐されました、

「 豚は襲わない、でも、他の動物なら、、、、

  そうだ、7匹の子やぎが近所にいるという

  噂を聞いたことが有る、

  豚じゃなきゃ、良いんじゃね ?

  うひひひひひひ ♪ 」






      おしまい ?