もみじのような 寒さで かじかんだ 手を さすって 温めてくれた 祖母 「 もみじのような 手だね 」 と 優しさに包まれ 手も 心も 暖かくなった 庇護されていた 日々 風の 冷たかった あの日 小さな もみじの手だった あの日 by:BONGURI