あんず飴 あの日の 夏祭り 夜店の あんず飴 祭り提灯に 照らされて まるで 煌く 宝石のよう いつまでも 食べること できな かった 打ち上げ 花火が わたしの 胸を 鳴らす こころ 揺らす あなたの 横顔を こっそり 見つめていた 時が 止まれば いい そう 願った 今は もう 逢えないけれど 夏祭りの 頃 思い 出す 記憶の 中 眩しく 輝く あの 夏の 夜 あなたが 買ってくれた あ ん ず 飴