NYの振り返り、ラストです。
 
 

  MoMA(ニューヨーク近代美術館)

 
2日目は、MoMAに行くことに。
 
Museum of Modern Art なので、
現代アート専門の美術館だと思ってたのですけど、
“近現代美術”ということで、20世紀(1880年以降含む)の絵画も多くあるんですね。
知らなかった。
 
帰りの時間から逆算すると、2時間半ほど滞在できる見込み。
1時間半しか余裕がなかった昨年のメトロポリタン美術館に比べれば余裕がありますが
それでも全館を見る時間はとてもありません。
 
結局、5階のギャラリーだけ、
まるでスタンプラリーのようにメジャー絵画を回って終わりました。
 
 
ブログに書き留めておかないと、どこの美術館で何を見たのか、キレイさっぱり忘れて思い出せないので、写真載せていきますあせる
 

MoMAにこれから行く方、この日記はあんまり参考になりません。

検索すると作品の紹介と展示室の番号まできちんとまとめてくださっている記事がたくさん出てきますので、そちらをご参照くださいね。

 

 

 

なお、いきなり5階ギャラリーの絵画ではないのですけど

 

エントランス1階に入ったところにあったデジタルアート、これが意外にもかなり面白く心に残りました。
 

 

動画のほうがわかりやすい。

 

 

作品名は『Unsupervised』、直訳すると「監視されていない、教師なしの」みたいな意味なんですけど

 

これ、事前にプログラムされたコードに従って画像を出力しているのではないそうで。

 

なので作品タイトルに込められてるのは、「自由にやる、独りで学ぶ」みたいなニュアンスでしょうか。

 

流行りのAI、機械学習、ディープラーニング?

この作品の置かれたロビーの環境、光とか人の動きとか音とか天候とか、それら絶え間なく変わるデータをもとに、AIが勝手に画像の動きを生み出すように作られてて。

 

(見てもわからない、おそらくアルゴリズムをリアルタイムで示してる画面)

 
で、それを知ってても知らなくても、
 
なんだかずーっと見ちゃうんです、いくらでもぼーっと眺めていられそう。
その時その時生み出されるものなので、同じパターンが二度とめぐってこないのも面白い。
 
機械学習とかディープラーニングって、こういうアートにもなりうるんだなあ。
でも思いついても実際にモノとして仕上げるにはコネとお金がないとな…とかいろいろ考えちゃう(現代アートを考えるときいつもこの発想に行きついてしまう)

 

 

5階に上がりました。

 

常時人だかりができている一番人気作品がこれ。

 

 

ゴッホの『星月夜』。

 

 

ゴッホは他に、オリーブの木の絵とか

 

 

 

ゴッホの親しいお友達だった郵便屋さんのポートレートも、なんかラブリー。

 

 

セザンヌもそうか、近代の人か。

 

 

 

あとはゴーギャンも複数。

 

『月と地球』

 

静物と3匹の子犬、こいぬ可愛い!

 

 

どこかでも見たことのありそうな女の子、『オレオイの種』。

 

 

『洗濯する女たち、アルル』

 

 

ピカソもたくさん。

 

 
『アビニヨンの娘たち』

 

『鏡の前の少女』

 
 

これ、どちらもピカソの絵で、左が1905~1906年、右が1908~1909年に描かれてて、キュビズムへの移行がわかる対比だって。

 

 

みんな大好き点描スーラ、セーヌ川の河口のHonfleurって町の夕べ。

 

 

アンリ・ルソーの『夢』、ルソー、覚えられない。

 

 

あれ、ルソー、砂漠でライオンのそばで女の人が寝てる絵があったはずなんだけど、見逃したな…失敗。

 

クリムト、妊婦さんを描いた絵。

 

 

これはシャガール、熱が出たときに見る夢みたいな『私と村』

 

 

マティスの『ダンス』、潔い。配色好き。

 

 

これは…ミロか。

 

 

ユニークだよな…

 

 

そんでこれはダリ。美術の教科書に載ってたような。意外と小さい。

 

 

これはルネ・マグリットの作品、この人のあまり見たことなかった。

『恋人たち』、なかなかドラマのある絵ですよね。

 

 

 

モネ、睡蓮もあり、

 

あとはアメリカの有名画家

 

 

ロイ・リキテンスタタイン。江口寿史ってこの人の作品を模倣してたのか、いまさら。

 

 

 

そしてアンディ・ウォーホル。

 

 

 

ジャクソン・ポロックだって。

 

 

なんかまとめるのも疲れちゃいました。
(アップした後に誤字がありまくって何度も更新しちゃった泣)
 
最後はカフェで、ガスパチョとカフェラテという謎組み合わせのランチをオーダーして店員さんを戸惑わせ
 
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外のバルコニーに出るのもよさそうでした。
 
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中庭にも作品が。

 

時間がなく近づかず終わった。

 

 

この後夫と会社の人たちと再度合流し、ペンシルベニア州の自宅に帰りました。

 

 

長すぎるにもほどがある!

 

ここまで見た方がいたらつきあわせて本当に申し訳ないです!!

 

次回は日常編にやっと戻り、たぶん運転免許試験のこと書きます。