※最後に追記あり(9/2)長ーい記事なので
要約すると、ロンドンでぼったくりコスメをまんまと買わされてしまったという失敗談です。「くそう、いつかブログのネタにしよー」と思ってたら、
さっそくケンブリッジ在住のお友達(日本人)もロンドンで購入してたことが発覚w
このお店、明らかに日本人を
カモターゲットにしているし、これはちょっと書いとかないとな、と思いまして。
今回私が不本意なコスメを買ってしまったのは、こちらのお店、
『SAKARE』 ホームページは
こちら(と言っても、どこにも遷移しない工事中ページですが)

※写真は上記ホームページのキャプチャです。
今のところ、ロンドンのニューボンドストリートとコベントガーデンのNEAL ST、そして SOUTH MOLTON ST の3店舗あるようです。
ほんと長くなるけど、ご興味のある方はお付き合いください。
・・・
イスラエルブランドのSABONというコスメがあります。
死海の塩を使ったスクラブが特に人気です。
私は日本で店頭に行き、そのときは気に入る香りがなかったので購入しませんでしたが、知人も絶賛していてかなりいい印象をもっていました。
本国イスラエルのほか、アメリカでも日本でも人気なのに、イギリスには取扱いがない。
夏の間に日焼けしてしまって、ちょっとお手入れのためにボディスクラブがほしいな、SABONみたいなやつ…と思い始めていたそんなとき、ロンドンのニューボンドストリートを歩いていて、このお店に遭遇しました。
シックな外観の高級感ある素敵なお店です。
(今思えば、ラッシュやボディショップで手を打っておけば…と後悔なんですけど)
で、遭遇というか、お店の前に2,3人、ネイティブスピーカーではない英語を話す陽気な店員さんがスタンバっていて、片っ端から通行人にサンプルのソープを配ってるんです。受け取ると、ちょっと強引に店内に連れて行かれ、手の甲を使って死海の塩スクラブのデモをされます。
店員も日本人慣れしており、「コンニチハ」「シカイ(死海)」とか日本語の単語を織り交ぜて会話してきます。
そして、こちらの商品、そのSABONにそっくりなんですね。香りの種類なんてほんとそっくり。パチュリラベンダーバニラとかそのまんま。
「すべっすべになるよ!同じ香りのクリームも塗れば、ほら!全然違うでしょ?!」と力説され、まあ確かにそうだな、いい感じ、と。
ただその時はいきなり買うのもあれだし、「約束があるから」と言いお店のカードだけもらって何も買わず後にしたんです。
で、その後、商品ラインナップや価格を確認しようとしてこのホームページをみたら、前述のとおり“ホームページ工事中”。
まあ新しいお店だっていうからしょうがないのか…
口コミがないかと検索をしてみるものの、ヒットする意味のありそうなのは、イギリス人のビューティーブロガーがネイルキットを買ってよかった、という記事ひとつだけ。
まあそこで忘れてしまえばよかったんだけど、たまたま「死海に浮かんだら傷がすごく早く治った」って話をプライベートレッスンの先生から(タイミング悪く)聞いてしまい、やっぱりほしいな~と思っちゃって、ロンドンに行ったときに、コベントガーデン近くのお店に行ったわけです。
勧誘の店員をいなし、若い女性店員にスクラブを指名、香りを選んで値段を聞くと、
350グラムで35ポンドと言われる。
う、高い。日本でさんざん高い高い言われてるサボンより高い。
まあでも、ロンドンのこんなおしゃれな通りに、こんなきれいなお店を構えられるんだし、ちょっと高級なのかな…という心理が働いて、もうせっかく来たし1個だけ買ってみようとすると…
「今、このお店オープンしたばかりだから、我々はスペシャルオファーをしてるの。
45ポンドのこの大きいサイズ500グラムを買えば、ボディーソープもつけてあげる」 …いや、いらないし
「じゃあこの35ポンドと45ポンドのを合わせて70ポンドにしてあげる」 …いや、まず1個買って試したいし
「じゃあ…」断っても断っても、次々にいろんなバリエーションのオファーを繰り出してきます。
「次回このレシート持ってきたら、同じ値段で買えるわよ!」とも。
まあ、イギリス人って「3個で2個分の値段!」とか好きだから、そんなものなのかな…と思いつつ、頑なにソルトスクラブにこだわっていたら、
店員さん、目先を変えてほかのものを紹介してきました。
暇だから聞いてみると、
あの日本でも一時流行った、ジェルを顔に伸ばして乾かしてしばらくしたらポロポロするピーリングジェル(←これ意味ないんですよね)とか、磁石でオフする鉄入りフェイスパックとか
オモシロ商品を売り込んでくるわけ。
しかもその鉄入りパック(※友達は金も入っていると言われたらしい)、一応値段はいくらか聞いたら、値段表を出してきて、134ポンドという。たっか!
でも、それにもいろんな抱き合わせパターンでオファーに次ぐオファーが続き…
今思えば、どうも最低でも80ポンドは買わせるところに落ち着かせたいみたい。
なんだろうこの強引な営業…

なんかこんなに値下げするって、原価いくらなんだよ…という気持ちになってくる。
そして煮え切らない様子の私に、どこの国の子かわからない店員さん(中東とヨーロッパの間みたいな雰囲気)がだんだん不機嫌になってくるのがわかる。
もともと押しに弱いタイプだし、その店員さんの営業トークを聞いているとつい催眠術にかかったように「お得かも…」と思えてきてしまうけど、
やっぱり肌に合うかわからないものをいきなり複数買うのはイカン、と思いなおして、
「いや、この35ポンドのスクラブ一つで」とファイナルアンサー。
そうしたら明らかにキレたその女の子、
「じゃあもう一つのスクラブを10ポンドで売るからそれでいいでしょ!」と。
あ、それはお得かも、とまごまごしてる間に、さっさと袋にもう一つスクラブを突っ込まれ、もう面倒になって結局45ポンド使ってしまいました。
そして逃げるようにお店を後にした私。
その時点で、もうリピートはないな、と思いつつ、何かすごく釈然としなくて…
帰りの電車で何気なく、
「
SAKARE pushy (押しの強い、厚かましい)」 の2語を入れて検索してみたところ…
こんなサイトがヒットしたのです。
Beware of Oro Gold Cosmetics
ご興味のある方はじっくり読んでいただければと思いますが、
こちら、本来は
Dead Sea CosmeticsとOro Goldというブランドについての口コミです。
みんなここで被害にあった、買わなかったけど怖い思いをした、という声がズラズラ~っと…。
その中に、こちらSAKAREの名前も出てきます。
(パソコンの方はCtr+fでページ内検索をどうぞ)
そもそも、ここでみんなが報告している二つの会社の営業手法、トーク内容、値下げオファーの仕方、商品説明の仕方、店員のタイプ(国籍)などを読むと、SAKAREで経験したものと完全一致なので、確実に同じまたは関連のある経営母体なのかと。
OroGoldとDeadSeaCosmeticsは、イギリスだけでなくアメリカ、カナダ、オーストラリア、香港、南アフリカと、英語圏はどこでも展開しているらしい。さらにシンガポールやスペインまでも。
共通しているのは
・商品はイスラエルコスメ、店員もイスラエルアクセントの英語を話すノンネイティブ
・有無を言わさぬトークとしつこい値下げオファーで強引に、あるいは催眠状態のようにして買わせる
・含まれる原料については十分に説明せず、パッケージにある成分リストもあえて見せないようにする
・返品可とトークするが、実際は店員を流動させ「その店員がいないのでわからない」「スペシャルオファーだったから不可」などと言って返品に応じない。レシートにさりげなく「返品不可」と書いてあることも。最後のって…!
「ロンドンののSAKAREで返品可と言われ買って、あとで返品にいったら店員に断られ、上の人間に厳しく申し立てたら応じてくれたけどひどい目にあった」というものもありました。
「ホームページがいつまでたっても構築中なのは、商品の値段を明示したくないから」
確かに…!そう、店内にも値札表示が一つもないんですよ。
それって明らかにおかしいですよね。
今だけあなただけにお得情報、というトークにしたいからなわけです。
誰かが言ってたけど、「商品の原価、10ペンスくらいなんじゃないの?」って、ほんとそんな気分に。
これらを読んでいると、こんな不誠実な商売をする会社で商品を買ってしまった…とすごく気持ちが落ち込みました

そして、改めてスクラブの成分を見てみると…
基材のオイルで一番多く使われているものは「流動パラフィン」。
石油由来のオイルで安価なのでよく化粧品に使われ、特に毒性があるものではないようだけど、これをつけるのはワセリンをまんべんなく塗りたくるのといっしょ、という声もあって…
まあ、そりゃ使った後しっとりするはずだよなあ。
こうして、この会社や商品に対するネガティブな気持ちが生まれてしまったので、もう使うのはやめ、45ポンドをドブに捨てることにしました…
勉強料だと思ってね

ちょうど私の貯金口座名義のクレジットカードを使って買ったから、旦那さんのお金で無駄使いしたていにはならなかったのは不幸中の幸いか。
調べたら、そもそもSABONも入ってるオイルは石油由来のものが一番多いみたいだし、もしかしたらそんなにいいもんじゃないんじゃないの…と、イスラエルコスメ全体に対する私の信頼度が下がってしまいました。
・・・というわけで、こんなPVのたいしたことないブログで告発しても誰かに届くかわかりませんが、
たくさんの日本人が勧誘されているのは間違いないので(友達が買ったとき他にも日本人が何人もいたとか)
あの被害者の口コミでみんなが書いていたコメントで締めたいと思います。
「SAKAREの前を通るときは、勧誘を無視して走って逃げて!!」※追記9/2SAKAREで売ってるボディスクラブやボディソープなどのコスメは
Soap & co. というところのものですが、それを検索してるとこういう記事もありました。
このブログ自体の信頼性が確かではないので判断はお任せしますが、
イスラエル人しか雇わないとか、製品はイスラエル産と書いてあるけど中国で作ってるとか、登記された住所にsoap&co.はなくただの会計事務所だったとか、なんかもうグレイな話が…
不法労働者を雇ってるとか、ショッピングセンターのWestfield にこの系列のコスメが多いのはその経営者とイスラエルの元首相にコネクションがあるからだとか、この辺はちょっともうよくわからない

とにかく私自身はもう買わないです。