イギリス・ケンブリッジ日記 -32ページ目

イギリス・ケンブリッジ日記

2011年8月末より、約2年半ケンブリッジに住んでいました。
2014年3月に帰国しましたが、イギリスに旅行した際などにまだ更新中。

11月11日は、イギリスの終戦記念日だそう。
第一次世界大戦が終結した日とのことで。
(11月11日の午前11時に休戦協定を結んだようですけど、すごいぞろ目ですね、狙ったのかな…)

※日本では11月11日は、完全にポッキーの日ですけどね、そういえば汗

イギリスにお住いの方はお気づきのとおり、
ここ1~2週間、スーパーの入り口など街のあちこちでポピーのバッジが1ポンドで売られ、
街行く人はもちろん、テレビのキャスターまでみんな赤い花バッジをつけていましたよね。

日本も赤い羽根募金のときはいろいろな人が羽を付けてるけど、このイギリスほどの徹底ぶりというか、みんながみんなつけてる感じまでではない気がします。
それくらいよく見る、バッジ。

このポピーバッジの収益金は、退役軍人や戦争遺児の支援につながるそうです。

我々日本人もこのポピーバッジの波に乗っていいかどうかは、微妙なところで。
一応、当時の敵国側だし・・・。
イギリス在住のドイツ人の方はこの時期ちょっと肩身が狭いんじゃなかろうか。そんなことないのかな。
まあ、敵国に限らず、外国人にとっては難しいところです。

11月11日は「リメンバランス・デー」、
11月の第二日曜または11日に近い日曜日が「リメンバランス・サンデー」となるらしく、

今日はそのサンデーで、ロンドンで行われている追悼式典がテレビ中継されていました。

(写真はBBCNewsサイトより)

軍隊のマーチっぽいのは昨日からやってたけど、今日はお天気もよくて式典日和でしたね。


なお、イギリスにはどの町もたいてい「戦争慰霊碑」があるように思います。
ときどきポピーの造花のリースが置かれていて。

ケンブリッジは駅の近く、ステーションロードとヒルズロードのぶつかるところにありますが、
今日そのあたりで一応式典っぽいものがあったみたい。
一部が通行止めになり、軍隊の人たちや、ボーイスカウトの子たちが並んでいたとか。


伝聞なのは、私が朝9時半まで遅寝を決め込んでいる間に、旦那さんが一人ランニングに出かけ目撃してきた情報だからです…。


この追悼は、世界大戦の犠牲者だけでなく、その後にあった戦争や紛争に派遣され命を落としたイギリス兵士もみんな含めて。
イラク戦争にしろ、アフガニスタンにしろ、現代でも犠牲になっている兵士がイギリスにはたくさんいるんですよね。

日常でなかなか実感する機会がない分、こうしてふと意識できる節目は大切だなと感じました。



おまけ

旦那さんが一人で撮ってきた、ケンブリッジの美しい秋の風景。





こんなラブリーな日でしたが、出不精の私は一歩も外に出ずゴロゴロしてました。

安いのに色と形がお気に入りのザラのパンツ。

最初はちょっとくすんだミントグリーンの色が綺麗だったのに、
洗濯のたびに色が落ち、どんどん白っぽくなるのが悲しくて。

できるだけ色落ちを防ぐべく、比較的短時間で洗い終わる
「MIX QUICK」モードで洗うようにしています。

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普通のだと、一番低い30度洗いでも1時間30分はかかるのですが、
この“白物と色物を一緒に洗える”ミックスモードだと40分で終了。

最近は汚れの少ないものはこちらを使うようにしています。


さて、昨日。
友達とのランチから帰ってきたら、お気に入りのパンツの膝に汚れが。
自転車に乗ってると、気づかぬうちにしょっちゅう汚してるんですよね、多分停めたり出したりするたびに。

よって夕方、さっそく洗っちゃおうと洗濯をスタートし、
同じキッチンで夕食のビーフシチューを作っていました。

だいぶ時間が経ったあと、ふと気付いた。

「あれ?まだ回ってる…?」

嫌な予感がして慌てて洗濯機に駆け寄る。

するとなんと、ミックスクイックモードに合わせたはずの目盛りがずれており、

「90度洗いモード」になっていた叫び


よ、よりによって、一番色落ちさせたくないパンツをほぼ熱湯で…!!


見てください、この洗い上がり。

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一緒に洗った色移り防止シート、カラーキャッチャーが深緑に染まってる…ガーン

当然、パンツはもっと白っぽくなってしまいました。

この喪失感たるや。

他にも、去年買ったばかりのまだ一線級のババシャツがちんちくりんになってしまいました…しょぼん

ああ、本当に哀しい。


なんで、90度なんて設定があるの?
誰が何の目的で使うの?
何なの?消毒殺菌?

地味にかなりへこんだ一件でした。


追記

もう一枚シートが出てきました…こっちはもっと緑だった(>_<)

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私はお肉好きで、なんでも食べちゃうんですけど…

日本にいる頃は全く意識したことがなかったのですが、
イギリスにきてから、
ベジタリアンや、肉を食べない人、
全く食べないわけじゃないけど肉が好きじゃない人、
そういった人がかなりいるんだなあ、と気づかされました。

それぞれの理由は、
味覚の好みの問題から、健康のため、宗教上、そして倫理的な意味などさまざま。

例えば、

韓国から留学して来ていたある若い女の子は、殺生が嫌だからベジタリアンになったと言ってたし、
とあるイギリス人の20代の女の子は、味が嫌いなので好んでは食べない、と。

イラン人の友達は、故郷ならきちんとしたハラル・ミート(=イスラム教のルールに則り適切に処理された肉、もちろん豚肉はナシ)があるので食べるけど、ケンブリッジで入手できるものは風味が違い美味しくないので、こちらでは外食を含め一切食べない、とのこと。

30半ばまで外国人とほとんど話したこともなくどっぷりドメスティックな生活を送ってきた私には、正直どれも新鮮な視点でした。
渋谷で若者に囲まれて働いていると、「今度の飲み会はみんなの大好きな焼き肉だ、イェーイ!」みたいな世界だったし…


そんな中、無料英会話の相手をしてくれる、クリスチャンで60代のイギリス人女性が、

「私はラムやチキンは食べるけど、ビーフだけは食べないわ」と。

理由を聞くと

食用の牛を飼育する際、夏場は牧草を食べるけれど、冬場は干し草だけでは足りず、コーンや穀類などを食べる。しかもものすごくたくさん。
その分のコーンや穀類があれば、飢えに苦しむ貧しい地域の人たちがかなりの人数食べられるだけの量。
一頭分の牛肉を作るのに、それだけの量のコーンや穀類を消費させるのは非常に効率が悪く、倫理的に良いものではない、
だから私は牛を食べないの、と。

おお…そういう考え方もあるのですね。
なんか、よくよく考えるとあれちょっとどうなのって思ってしまう自分もいるのですが、
クリスチャンのこの方は、世界のあり方などいろいろと考えた上でこの結論に至ったのでしょう。

要は、自分の欲の追求のために、必要以上に贅沢に食料を消費する人間の業は深い、と。

ちなみにラムについては、ヒツジは冬でも基本的に草を食べるのでOK、
鶏は飼料を食べるけど量は多くなく、かつ比較的効率性がいいのでOKとしてるそう。
また魚も、“乱獲をせず、繁殖が追い付く範囲で捕獲するように気を配っています”という
「sustainable resorces」マークのあるものを買うようにしているとのこと。

そういった考えに触れて、私自身の行動が今すぐ変わるかと言えばそうではなく、
「ほう、勉強になりました」というだけの、オチのない話なんですけどね

いろいろな考え方があるなあ、と。

ブロイラーでニワトリをぎゅうぎゅう詰めに飼育するのは動物虐待だ!というのもそうだし。

日本は美食の国だけど、美味しいものを求めるのに貪欲で、時に手段を選ばないようなところがあるかも、と
あまり美味しいものに貪欲ではないものの倫理観は一歩進んでる国イギリスに来て考えさせられたのでした。

昨日どうしようかな~と迷っておりましたが、
結局行きました。ケンブリッジ市主催の花火大会(Fireworks display)に。


イギリスにお住いの皆さんはご存知かと思いますが、一応備忘録的にメモしますと…

イギリスでは、11日5日は「ガイ・フォークス・デー」と呼ばれています。

この日の起源は、1605年の11月5日のこと。
当時の国王ジェームズ1世の時代、カトリック教徒は厳しく弾圧されており、
それに反発したカトリックの一団が、国会の開会式に参加する国王を暗殺するべく、
国会議事堂を爆破しようと企てます。
いわゆるテロかクーデターみたいなことですね。

しかしその計画は密告により漏れており、11月5日の実行直前に国会の地下室が捜索され、大量の火薬が発見されるとともに火付け役だったガイ・フォークス(Guy Fawkes)が逮捕されて、事件は未遂のうちに終わりました。
ガイ・フォークスは拷問を受けたのち、「首つり・内臓抉り・四つ裂きの刑」に処せられたそうな…。

その後、事件を未然に防げたことを記念して11月5日を祝う風習ができたそうです。

昔はガイフォークス人形を作って子供たちがそれを引き回し、夜になったら篝火で焼く、みたいなことをしてたらしいけど、
今は代わりにただたき火をしたり、花火をしたりするだけのことが多いみたい。

11月5日に限らず、ここのところずっと夜になると花火の音が聞こえてきました。
いったい誰がやってるんだろ、どこかのカレッジでパーティーでもしてるのかな・・・と思っていましたが、
中には一般の家庭でもかなり本格的な打ち上げ花火を購入し、近所の仲間とともに花火パーティーをしたりするみたいです(マリア先生情報)。

そして、ケンブリッジ市では、11月5日に市主催の花火&かがり火イベントが行われます。
場所はミッドサマーコモン、ケンブリッジのシティセンターの北側にある大きな公園です。

市のホームページでは、できるだけ徒歩か自転車で来た方がいいとありましたが、街の道路が意外と空いていたので、車でグラフトンセンターの駐車場へ。
花火の始まる30分前でしたが、特に渋滞もなく、スムーズに車を停めることができました。

そこから歩いて会場へ。

Fun-Fair、移動式遊園地も設置されていました。


どこからこんなに…というくらい。すごい人!



そして花火がスタート。








打ち上げ時間は15分。
でも、その間ノンストップで次々上がり、なかなかの迫力でした。
これくらいの時間だと、寒い中立ったままで見ていても苦にならなくてちょうどいいかも。


そして花火が終わった後、かがり日に点火。

あれ、なんかすごーく離れたところにあるのね…




火の熱も感じられない距離だったのはちょっと残念。


というわけで、小一時間で会場を後にしました。



行きはよいよい、帰りは怖い…

グラフトンセンターの駐車場、帰ろうとする車で大混雑。
車に乗り込んでから、ゲートを出るまで、たっぷり1時間かかってしまいました

車で行く場合は、駐車場が空くまで、ご飯を食べるなりなんなりして時間をつぶすべきでした。


さむーい!!ガーン
さっきレッスンから帰ってきたけど、本当に寒かった。
もう気持ち的には冬です。
ダウン着て耳あてして手袋はめて行っちゃったけど、それでも寒いって、真冬どうしてたんだろ。

なお、まわりの人(西洋人)はまだ意外と動じてない感じで。
Gジャンに手首出しスタイルの子とかもいたりして、完全防備の私は浮いてます…。

今日は5日、ガイ・フォークス・デーですねよね。
ミッドサマーコモンで花火とたき火のイベントがあるんだけど、どうしよう、行こうかな、でも寒いなあ…。

私、ここで迎える11月は3回目ですが、まだ一度もこの日をケンブリッジで過ごしたことなかったんです、過去二年とも日本に一時帰国してて。

最初で最後のチャンス、意を決して行くべきか…あせる
ちょっと遠いんだよなあ、そこを自転車で行かないとだし。

もうちょっと考えます…


おまけは、レッスンに行く途中で見た虹。

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