まだ一度も経験していないこと。
大英博物館もそうですが(まだ行ってないのか!)
正統派アフタヌーン・ティーに行く、というものがありまして。
“アフタヌーン・ティー”の定義は、たぶん
三段になったお皿で出される「サンドイッチ×スコーン×ケーキ」と「お茶」のセットのことで、
過去にケンブリッジのティールームでオーダーし、あまりのボリュームにひるんだことはありました。
ケンブリッジのそれは、13ポンドとか15ポンドとかそんな感じなのですが、
『正統派』と枕詞のつくロンドンの高級ホテルのそれは、コース料理並みのお値段がするらしい。
まあ私は行くことはないな…と思っておりましたら、
エレガントな日本人友達が声をかけてくれて、これはいい機会!と
オックスフォード・サーカスで地下鉄を下り、リージェント・ストリートを少し北上した、BBCのオフィスのすぐそばにあるホテルです。

最近では、料理の写真を撮るのは「フードポルノ」と呼ばれて嫌われているとの噂ですが、
撮ってきちゃいました…できるだけ静かにしたので許して
最初に出てくる、酸味が爽やかなレモンクリームみたいなもの。
こちらは「ビジュー」のペストリー。
ドライフルーツやチョコレートのスコーン。クロテッドクリームとジャムつき。
デザートはテーブル脇に置かれたお皿に。
上の段がワンダーランドのケーキたちで、
こちらはビジューのほう。

お高いアフタヌーンティーはケーキが繊細なのですね。
写真は撮らなかったけど、お茶はたくさんある中から選べて、ティーポットで出され、香り高く美味しかったです。
(残念舌の私には、ランガム・ブレンドは普通の美味しいお茶でしたが
)
ちょっとでも減るとウェイトレスさんが速攻でつぎにきます。
言わばわんこそば状態でした。
三人で二人分を頼んだところ、サンドイッチもケーキもスコーンもサイズが小さ目で、
最初サーブされたときは「あれ、少なかった?」と感じ、思わずサンドイッチのお代わりをお願いしてしまったけど、
炭水化物×お茶、これはあなどれませんね…おなかの中で膨らんで、ケーキにたどり着く頃には三人とも満腹でした
店内の様子がわかる写真はこれしかなかった。
こちら、建物の内部にあるので、窓が一つもないんですよね。
なので、雰囲気はホテルのレストラン(夜)や、ラウンジに近い印象。
落ち着いていつつ、ティーセットはエレガントで、私の日常にはない世界でした、はは。
ちなみに後で改めてお店のホームページ見てみたら、「アフタヌーン・ティーのエチケット」とわざわざ説明しているページがあって、「写真を撮るな」とか書いてあったらどうしよう…と青ざめながら読みましたが、そういう話ではなくてほっとした。
帰りがけ、ティールームの入り口を撮影してたら、ホテルのスタッフの人が三人の記念撮影をしてくれました。
後ろのバラ、生花でしたよ。すごーい。
翌日、さっそくマリア先生に「アフタヌーン・ティーに行ってきた」と伝えたら、
「なにそれ?」とw
説明すると、「ああ、聞いたことはあるけど、昔の上流階級の人たちのものよね」と。
地元のティールームなどでも頼んだことはないそう。
確かにケンブリッジのハリエットで、イギリス人があの三段重ねを頼んでいるのは見たことがないな。
先生いわく、かつて上流社会の人は夕食を8時9時過ぎなど遅くに食べるので、午後にティーの時間を設ける文化ができたけど、労働者階級はお昼をがっつり食べ、夜は比較的軽めに早く済ませるものだったらしい。
そのためマンチェスターや北部の地方では、今でもお昼ご飯をディナー、晩ご飯をティーと呼んでたりするそう。
ケンブリッジの人は、昼をランチ、夜をディナーと言うようですけどね。
旦那さんの上司ももともと北部の出身で、お昼ご飯に呼ばれたときに「さあ、ディナーにしようか」と言われ、「お、これか?」と感じたことがあります。
・・・と、ちょっと話がそれましたが、
古き良き上流階級文化に触れられるアフタヌーンティ、
日本でいったら…なんだろ、懐石料理を食べに行くようなものでしょうか。
サンドイッチもデザートも、そのへんのティールームでは出てこない繊細さがあるし。
いや、今回ご一緒したお友達のように、食器やテーブルセッティングに対する造詣が深く、お茶の味もわかる人と、
私の感想をいっしょくたにして語ってはいけないわ
ごめんなさい。
これはこっちの世界を知らないサイドの人間目線ですので…!!
己を知る、いい勉強になりました。
誘ってくれたお二人に感謝です!





































