パリの街が犬の糞ばかりなことはよく知られているが
元々人糞で汚れていることは知らなかった。
江戸時代とパリの糞尿の処理の仕方については
興味深い論考がある。
特に江戸では糞尿を肥料に使う商売があったのは知らなかった。
日本は湿度が高いがパリは乾燥しているから
事情が異なる。
それなら湿度の高い東南アジアはどうなのか?
気候による糞尿の処理の比較は研究論文に値するかもしれない。
あるいはもうあるかもしれない。
ベルサイユ宮殿なのでは糞尿は召使いが窓の外から
放り投げたという。
トイレも公共トイレはパリでは少ないし
あっても有料なのでコインを持っていないといけない。
そんな町でオリンピックが始まるので
参加者は苦労することだろう。