来月から動き出すというイランとロシアの新決済システムを開発してきたことなど

ほとんど知られていない。

 

一部転載

テヘランとモスクワ、現地の決済システムを相互接続

イランとロシアは、金融・経済関係を強化し、米国の経済制裁の影響に対抗するため、初の二国間通貨協定に調印した。

イラン中央銀行(CBI)のモハマドレザ・ファージン総裁は土曜日に、イランがVisaやMastercardに代わるロシアの決済システムであるMIRに加盟したことで、イラン人は今年8月下旬からイランの銀行カードでロシアのATMからお金を引き出すことができるようになると発表した。

「計画の第二部は、ロシアのMIRネットワークをイランのSHETABに接続することである。これは、イラン中央銀行とロシア中央銀行の両国の技術チームが長い間共同で取り組んできたプロジェクトである。幸いなことに、この作業も最終的に完了した」とファルジン氏は述べた。

ファルジン氏は、イランのSHETABシステムとロシアのMIR決済システムは現在稼働していると述べ、7月4日にサンクトペテルブルクで開催されたロシア銀行金融会議の傍らでロシア側と会談した際に、この取り決めがまとまったと付け加えた。

「イランのカードがロシアのATMで使えるようになるのは、ほぼ8月下旬である。イランのカードを持っている人は全員、ロシアのATMからルーブルで資金を受け取ることができる」と付け加えた。

さらに、この接続の第2段階は、イランにいるロシア国民のためのものであり、第3段階では、イランのSHETABカードがロシアの店舗のPOS(販売時点情報管理)端末で利用できるようになると付け加えた。

「この計画には3つの段階がある。次の段階は、ロシアのカードがイランで使えるようになることであり、第3の段階は、我々のSHETABカードがイランの店舗でも使えるようになることである」とファルジン氏は述べた。(Source)