かってオランダなどニールスボアなどはヨーロッパの優れた才能が優れた才能をよび核物理学が花開いた。
人工的に優れた才能を集めたマンハッタン計画でさえ同じようなことが起きた。
筑波大学の柳沢正史教授の睡眠研究グループにも同様なことが創発されているようだ。
それは冬眠の研究の櫻井武教授のところだった。
低温にならずとも冬眠を誘発するペプチド群QRFPを発見したのだ。
そんなことができれば長寿120歳を拡張する事に繋がり人類の寿命に
大きなインパクトを与える事になる。
一部転載:
実は「冬眠」という現象自体も科学的に十分には解明されておらず、ましてや人間を冬眠状態にする方法を見つけるという砂川さんの研究は不可能にもみえる挑戦でした。ところが、砂川さんが研究を始めた2年後、ある研究者の偶然の発見によって“人工冬眠”の研究は飛躍的に進歩します。
その発見をしたのは、睡眠研究の第一人者である筑波大学教授の櫻井武さんです。櫻井さんが、睡眠や覚醒に関わる脳内物質を調べようとマウスの神経細胞を刺激したところ、不思議な現象が起きました。
「特定の神経細胞を興奮させる実験をしていてマウスが動かなくなりました。生理学的に詳しく調べていくうちに“冬眠”と区別できない状態になっていると気がついたのです」(櫻井さん)
櫻井さんはもともと親交があった砂川さんに連絡をして、マウスの体内で何が起きているのか共同研究で詳しく調べることにしました。その結果、実験中のマウスの体温や酸素消費量から、“冬眠に極めて似ている状態”になっていることが明らかになったのです。
そして、この神経細胞群こそが、“冬眠スイッチ”ともいうべき「Qニューロン」です。「Q」は、「QRFP」という名前のペプチドの頭文字です。このQRFPは、私たち人間も含め哺乳類に広くあることが分かっているため、人間でもQRFPを含む神経を刺激すれば、マウスと同じ“冬眠に極めて似た状態”を誘導することができるのではないかと期待が高まっています。