かき畑の中にオリーブの木が3本あるのだが一つも花をつけない?

ケーキ屋のコートダジュールのオリーブは立派に実をつけているのに。

理由がわからないので調べたのだが、はて?

 

1-1)オリーブの特徴

オリーブ

オリーブの原産は地中海地方です。暖かく乾燥した環境で育ったオリーブは、日当たりと水はけの良い場所を好みます。大きくなると2mほどの高さに育つ常緑の樹木です。

オリーブはモクセイ科で、花の形はキンモクセイによく似ています。初夏に3㎜ほどの白い小花が、10~30個ほど集まるようにして咲きます。

1-2)開花時期

開花時期は種類によって若干違いがありますが、5~6月ごろに咲きます。開花の期間は短く、1週間ほどで花が落ちてしまうので、オリーブを育てていないとなかなか花を観ることがないでしょう。

この時期にしっかり花を咲かせておくと、受粉してたくさんの実を付けられます。

 

2)オリーブの花が咲かない原因

オリーブ

育てているオリーブの花のつきが悪かったり、咲かなかったりする場合にはいくつかの原因が考えられます。

2-1)寒すぎる・寒さが足りない

オリーブは寒さに弱く、寒冷地では室内や軒下で育てるなどの工夫が必要です。

また、寒さに弱いものの、冬にある程度の寒さを感じさせないと花芽がつかないことがあります。室内で育てている場合は、10℃以下になる場所で10日以上置いて寒さにあててください。

2-2)剪定をしすぎている

オリーブの木は新芽に花を咲かせる特性があるので、剪定で新芽を切ってしまうと花を見ることができなくなります。

伸びた枝を剪定するときには、古い枝や密集している枝など不要な枝のみ剪定して、新しい枝を切らないようにすると花が付きやすくなります。

2-3)若木である

オリーブは、樹齢の若いうちは花が咲きません。開花が始まるのは4~5年目くらいの株からなので、これから購入する場合にはある程度成長している株を選ぶと、花を早く観ることができるでしょう。

3)オリーブの花を上手に咲かせる方法

オリーブ

オリーブの花を上手に咲かせるためには、適切な場所に植えているか、手入れの方法が合っているかも大切です。ここではオリーブの育て方について確認し、上手に花を咲かせるコツをお伝えします。

3-1)日当たりと水はけの良い場所

オリーブは地中海沿岸で育った植物です。暖かく雨の少ない場所で育ったため、日当たりと水はけを好みます。

室内なら窓際で日の当たりを良くし、地植えの場合は植えてある場所の日当たりを確認してください。また、土には赤玉土などを混ぜ、水はけを良くしておきましょう。

3-2)水やりと肥料

乾燥を好むため、水やりがほとんど必要ありません。真夏の間や晴れが続いて乾燥しているときはたっぷりと水をあげてください。

また花や実を育てるために3月、6月、10月の3度、肥料を与えます。酸性の土を好まないオリーブは土を弱アルカリ性に保つことも大切です。肥料選びに迷ったら、オリーブの木専用の肥料を使うのもおすすめです。

 

 

ここに肥料のやり方

があるが

面倒だな。

 

オリーブの植え付け

 

オリーブの木の根は浅いと言いましたが、植え付けの際にはしっかり土作りをしておきましょう。植え付け1カ月前にできるだけ広く掘り起こしておき、掘り上げた土に堆肥(たいひ)20キロと苦土石灰1キロを混ぜておきます。
植え付け時期は2月下旬〜4月上旬が最も適してい