マーガリンが体に悪いと思っていたが、
思い込みだったかもしれない:
村上裕彦さんメルマガから(すごい発見):
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トランス脂肪酸:トランス型不飽和脂肪酸ですが、不飽和脂肪酸自体は、
体によいものですが、トランス化されると必須脂肪酸の代謝を阻害し、
ERストレスを高め、自然炎症を高めることで、心臓病リスクが高くなり、
多くの国で規制され、国内でもマーガリン悪説に繋がっています。
実は、スーパーでマーガリンが買える日本人のトランス脂肪酸摂取量は、
世界でも低く、総エネルギーの0.3%程度です。トランス脂肪酸の悪説は、
あくまでも一般的な話で、逆の場合も数多く報告され、科学的に突き詰めた
研究はあまり見かけませんが、先週の Nature 論文は、そのトランス脂肪酸
にもいいことがある! という話題です。
⇒悪いとされる食品:トランス脂肪酸にも良いことがある!
このシカゴ大の論文では、牛や羊などの草食動物の肉や乳製品に含まれる
長鎖のトランス脂肪酸の1つトランスバクセン酸:TVAが、CD8+T細胞の
腫瘍浸潤能力とがん細胞を殺す能力を向上させるを発見していす。
血中を循環する TVA レベルが高い患者ほど免疫療法への反応が良好である
ことも示しており、免疫療法が、がんの臨床治療を補完する栄養補助食品と
しての可能性がある可能性があることも示しています。
Trans-vaccenic acid reprograms CD8 + T cells and ・・・
https://www.nature.com/articles/s41586-023-06749-3
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