1、解 その1
オルバースのパラドックスというものがある。
そもそも普通の人はこんな疑問を出さない。
だが良い疑問を持つことができる科学者は考える。
夜空の星の数は空の面積(堆積)だけたくさんある。
星の間は真空の空間である。
なので夜空は星が出す光で溢れていて眩しいほど明るいのに
実際は暗い。
おかしい。=パラドックス
このように最初に疑問に思ったのはオルバースという人らしい。
オルバース答えは 遠くの星の光はあまりにも遠いので
まだ地上のわたしたちに届いていない
というものだ。
はてこの答えは理にかなっているのか???
みんなこの回答に納得しているようだが
私は
オルバースのパラドックスの良いこの回答は
おかしいと思う。
それは宇宙望遠鏡で131億光年のクエーサーを発見している?
131億光年の光は見えているのだ。
この光は微かだが地球に届いている。
微かでも届いている。
その光が微かなことが
夜空が明るくないことを示している。
なぜ遠くの光は届いているのに暗いのかが
本当の問いだ。
オルバースの解答は間違っている?
2、解 その2
赤方偏移
3、解 その3 wikipedia
本質的には2の赤方偏移と同じ。=
実際の夜空の暗闇の正体については、1965年に宇宙背景放射が発見され、宇宙論の進展とともに、さらに近代的な解釈が可能となった。 それにもとづけば現在我々が見ている宇宙の暗闇とは、何もない無限の空隙でも、見えない星があるのでもなく、137億年前のビッグバン後しばらくたってからの宇宙の姿である。 ビッグバン後38万年までは、宇宙は原子核と電子がばらばらに存在して光は自由に動けなかったが、宇宙の拡大とともに 3000 K にまで冷えたとき、原子が生成され初めて光が自由に動けるようになった。 これは宇宙の晴れ上がりと呼ばれている。 この瞬間からもたらされた熱放射は宇宙膨張による赤方偏移によって冷やされ、およそ1000倍の波長、目で捉えられないマイクロ波の電波を主体とする 2.7 K の温度にまで長く引き伸ばされている。 我々が現在見ている夜空の暗い背景は、実はこうした原初の宇宙の輝きの放射で覆われていることになる[7]。