CERNは17 TeV, 周長27kmの陽子の衝突器でヒッグス粒子を発見した。その後継器として、周長100km, 100 TeVの衝突器をつくることを決定した。なにしろ、スイスの銀行には世界中のマネーが唸っている。数兆円などはなんともないだろう。小金持ちのアメリカなどはたちうちできない。

KEKの以前の所長の西川哲治さんは未来の加速器として地球を描いたことがあった。日本には天皇の金があるからまんざら不可能とはいえない。それに西川さんは人格があったので信頼があつかった。中国も100kmの衝突器を作ると声だけはあげているが実績はない。これが水爆の上の性能の軍事兵器に転用できることになればアメリカも中国も乗ってくるだろうがそういうはなしはまだない。反物質が大量にできるようになれば、そんな話しもできるようになるが。将来、反物質を大量につくる技術はできるだろうか?