CNTを発見した NECの飯島さんはさらにカーボンナノホーンと発見している。
指のボムキャップのような構造でいったんが閉じているので
なかに薬などを詰めることができる。
この世界はちょっとしたtクリ型を変えることで形状が変わるのが不思議だ。
ナノカーボンの世界は自己組織をする何かが潜んでいるようだ。
それがなにかをわかるまえに次々と
新しい形状が発見されていく。
理論よりも実験が先行している:
角のように閉じた形状だが、閉じた先端部分に穴を空ける「開孔」が行え、中にモノを詰めることができる。開孔の方法は、熱を加え燃やすことで実現できる。先端にだけ存在する5員環は、6員環より物質的に弱く、より低い温度で燃える。そのため、5員環は燃えるが、6員環は燃えない温度の熱を加えることで、先端に開孔できるという仕組みだ。カーボンナノチューブも筒の中に、モノを詰め込むことはできるが、アスペクト比が大きいためモノを取り出すことが筒両端の一部しかできない。一方、カーボンナノホーンは、アスペクト比が小さいため、詰め込んだモノを取り出すことができる。