ヤマユリを山道でみるのだが

ランダムにはえているものと

昨年咲いていたところにかそのちかくで生えてくるのと

でありいったいどうやって増えるのかと不思議に思っていた。

球根で増えるにしては離れたところでもはえてくるのだ。

球根はいのししが食べるかもしれない。そうなるとランダムにはえてくることもありうる。

球根があるのにちかくのゆりの里温泉のヤマユリは一年でなくなってしまう。

私にとってはやまゆりはミステリーだ。

これほど美しいはなもめずらしいのに

偶然に発見するしかなかった。

 

そんななかでポツンと一軒やという番組で

ゆりの花からタネをとって水苔でゆりの芽をそだてている農家を 紹介していた。

苗が育つまで何年もかかるらしい。

 

そこで思い起こした。

我が家でも庭の大きめの花瓶のなかでことし

三十本くらいのヤマユリらしい苗が密集していて

不思議に思っていたのだ。

苗があまりにもおおいので

数本を抜き取り株分けしてポットにいけてみた。

のこった小さい苗は大きいのだけ自然にのこり

小さいものはきえていったようだ。

どうもやまゆりの秘密を発見したようだ。

 

経緯はこうだ。

花瓶にヤマユリを一本植えて花をさかせた。

みごとなヤマユリの花が咲き

そこにタネの鞘がのころりたくさんのタネが

溢れて小さなこの芽がでてみつかった。

 

ヤマユリの増え方をしらべてみると

なんと球根のほかにも増えかたがあった:

 

ヤマユリには、種まき、分球、木子(きご)、鱗片刺しの4通りの方法

 

子孫を増やすのにこんなにいろんな方法があるとは考えたことはなかった。

 

 

ヤマユリ 山百合