はま寿司のおさらにのった100円ずしはリニア〜にのってぴたりと席のところでぴたりと

とまる。電磁気に詳しいはずのわたしはあまりにも見事にぴたりととまるので

関心してはいたのだが、ある真夜中にいったいどうなっているのか気になり

がばっとおきて調べようと思った。

なにしろ回転寿司ではそのメカニズムはすわっているところからはまったくみえないし

しらべても超電導の常識的な解説ばかりで

100円ずしのリニアーの解説は皆無なのだ。偉そうな解説の説明は同じところばかりでまとをえていないように感じられた。

もともとモーターの円形に配置された回転子と固定子を直線に引き伸ばしたものだと

いうことはしっているが、回転寿司にはそんなものはみえない。

JRのリニア〜モーターにも表からはみえないだろう。

いったい線路のなかはどうなっているのだろう。

コイルまたは永久磁石がかぎりなくながく隠れてつながっているのだろうか?

考えて見なくても電車の動く原理さえよくわかっていないのだ。レールとパンタグラフに

電流は流れるのだろうがたぶんレールの流れ口は一箇所で

電車の動くに連れて動いていくに違いない。しかしその回路は想像するだけで流れる様子は

実際はもちろん回路図でさえみたことない。

超電導または上電動リニアーモーターのレール側はこれに反して

レールの長さだけコイルまたは永久磁石がしきつめられているのだろうか?

それって無駄がおおそうな気がする。

たぶん回転子(可動子)側は短い磁石でレールの固定子側は無限にちかい長さなのだろう。

そこがブラックボックスになっているのであたらしいアイデアがでるのを

邪魔しているのだと思う。

素朴にそのようなリニアーモーターの構造は無駄がおおいと思う。

しかたがないので

もう一度眠りにつくことにして朝遅くおきて

ようやく図を二つ三つみつけた。

たとえば東芝のこれ。

 

これがお皿の下にかくれているらしい。

右の稼働子のうえにお皿がのっかって走ってくるのだ。

そして左の固定子の溝に稼働子がはめ込んであって溝のなかを動く。

固定子は何十個もつなげてあるのだ。

してみると

JRの超電導リニアーの

レールは何百キロもこの固定子のレールが続くことになる。

 

JRのリニアーはさらにおおきな無駄があることをあきらかししていない。

この可動子にあたる列車は大気との摩擦をしながらつきすすんでいき

いくら超電導コイルで節約したところでそんなものはちっぽけで

消費電力の大半は摩擦エネルギーできえていくだろう。

(ET3やハイパーリンクは真空のなかを走るのでこの摩擦はないので

時速5000キロも可能となる)

線路側のコイルはおそらく常伝導コイルだろうが(何百キロも冷やすわけはないだろうから)列車が通過するときだけ電車とおなじでスイッチ・オンの仕組みになっているにちがいない。