イグノーベル賞といえばドクター中松が挙げられるだろう。
”2005年(平成17年)、「35年間に渡り自分の食事を毎回撮影し、食べた物が脳の働きや体調に与える影響を分析し続けたこと」に対して、ノーベル賞のパロディであるイグノーベル賞(栄養学賞)が贈られた”
馬鹿馬鹿しい中身だ。こんなビデオよりもドクター中松の人生そのものの方がイグノーベル賞に値する。彼の人生はドン・キホーテのような大ボラの人生だった。
まず名前からして学歴詐称で博士号を取得した証拠はない。どこぞの吉村作造先生のように博士号を購入することはなく孤高の博士だった。学歴詐称は日米の政治家では当たり前だのクラッカーでそれほど面白いことではないが、博士でないのに商標としてドクターを名乗ったのは人の虚をついた立派な発明の価値があるかもしれない。そおほかにも偽の発明は満載だ。
最も壮大な詐欺の発明はノストラダムスエンジンという永久機関であったがどうせ隠した太陽電池なので自然消滅した。晩年は癌になりがんを治す発明をして、実際に癌から生還したようで、こちらは大ボラではなかったようだ。93歳というから超人的なドン・キホーテだ。