文藝春秋8月号を奥さんを待つ間にカスミでちらっと立ち読みをしていたら驚いた。
【コロナ総力特集第4弾 全208頁】
第二波に備えよ
東京五輪までに「ワクチン」はできない 本庶 佑
安倍首相の「言語能力」が国を壊した 柳田邦男
天皇と雅子皇后はなぜ沈黙しているのか 原 武史
日本よ、「鎖国」するな 丹羽宇一郎
[感染症の日本史 4] 一八二〇年のパンデミック 磯田道史
◎コロナとの150日間の孤独な戦いを初めて語る
鈴木直道<北海道知事>「伝える力こそ政治家の命です」
安倍が解散に踏み切れない「岸田爆弾」 赤坂太郎
「持続化給付金」と経産省の暗闘 森功
小池百合子に屈した新聞とテレビ 石井妙子
どれも面白そうなタイトルだが
IPS細胞の先生が頼りなさそうだったので
有名な薬を作って特許料で製薬会社との訴訟中なので
独自の聡明な話が読めるのではと思い、
目を真面目に目を通してみた。
ところが驚き、御用学者のお話と変わらなかった。
反骨でもなんでもなかった。
おまけにもっとも重要なPCRについてはその検査としての
コロナウイルス についての有効性を信じているばかりでなく
もっと拡大せよとの行動をしていたのであった。
これでは山中教授が凡庸な提案しかできないことも合点がいった。
要するに専門以外の分野については
メインストリームのメデイアあるいは学会の知識以外に
アクセスできない、するつもりもないのだという
結論に至った。
テレビで解説にでるあちこちの大学教授のほぼ全員が
同じ状態と思われる。
日本では武田教授くらいのアウトローくらいしか
オフアカデミアの情報に触れようとしないが欧米では
結構骨のある反骨精神の研究者も少なくない。
日本人ノーベル賞受賞者はこの程度なようだ。
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