台湾の2020年の経済成長はプラス。
国内の感染はほぼなく経済が打撃を受けていないのは
台湾だけではないだろうか。
そんな台湾と家でも国際的な交流はあるので経済の打撃の深刻な
外国からの旅行者は減っているものの国内は元気だ。
こんな国は他にない。

一体全体、台湾はdeep statesの支配は受けていない唯一の国なのだろうか?
半導体のTSMCは健在だし、中国に貢ぐ必要もなくなったようだ。
ホンハイも中国から抜け出せるはずだしTSMCの7ナノの技術発信は日本ははじめどこにもマネはできない。台湾出身のCEO率いるシリコンバレーの先頭をきるNVIDEAも快調だし、何しろ台湾人心の素晴らしさは世界のどこもマネはできない。
米中問題で台湾の地位は世界で重要な役割を担って行くだろう。

唯一の心配は中国の台湾侵攻だがこれは人間の知恵ではどうしようもない。世界戦争に入ったら台湾の問題を超える。

ここに最近の日本のメデイア日本経済新聞が台湾の経済状況を報告しているので

一部転載する:

台湾、20年1.67%成長を確保 在宅需要が輸出下支え
コロナ対策奏功、消費悪化も限定的


【台北=伊原健作】台湾行政院(内閣)は28日、2020年年間の実質経済成長率が前年比1.67%との見通しを発表した。新型コロナウイルスの影響で各国の成長率が大きく落ち込むなかで、プラス成長を維持する。コロナ対策が奏功し、消費への悪影響が抑えられているほか、在宅需要に伴うサーバー関連部品の特需が輸出を下支えするとしている。

2月時点の予測から0.7ポイント下方修正した。成長率の2%割れは5年ぶりとなるが、20年に最大7%のマイナス成長が予測されるシンガポールなどと比べ、台湾は新型コロナの打撃が小さい。世界で最悪期が見込まれる4~6月期でさえ0.5%成長を確保するとみられている。

20年通年のモノの輸出は0.7%減と、前回予測から3ポイント強引き下げた。行政院主計総処の朱沢民・主計長は28日の記者会見で「半導体などは好調」と強調した。テレワーク(遠隔勤務)などで世界的に通信量が増大しており、基地局やサーバー向けの半導体は特需が発生しているという。

企業の設備投資を含む民間資本形成は2.31%増と、約0.8ポイントの下方修正で踏みとどまった。米中貿易摩擦を受け、台湾企業が中国から地元への生産シフトを進めていることが寄与する。

民間消費は前年比0.24%減と、従来予想(1.58%増)から2ポイント弱下方修正した。外国人観光客の需要減が響く。ロックダウン(都市封鎖)は回避したため、消費活動はある程度維持された。

台湾は水際対策が奏功し、28日まで海外からの流入を除く「本土感染」は46日連続でゼロが続く。当局は6月7日からスポーツ観戦などの人数制限をほぼ解除し、景気のてこ入れを急ぐ。屋内でのマスク着用や他人との距離の確保の要請は継続しつつ、社会の正常化を進める。

大手シンクタンク・台湾経済研究院の張建一院長は「海外で感染が深刻化しており、輸出が下振れするリスクはあるが、1%成長は問題なく確保できる」と見る。