イーロン・マスクやドバイは火星移住などとおめでたいことを言っているが
火星や月面での被曝量に注意を払ったことがあるだろうか?
ないはずだ。
よく安全性を主張しようとしてCTなどの放射線被ばくを例に出して
それと比べて安全などという向きがいるが
そんなものを例に出すのではなく、原発事故前から基準にとっていたのが
放射線作業従事者の許容被ばく量である:

通常作業: 5年間で100ミリシーベルト、1年間で50ミリシーベルト(実効線量管理) (電離放射線障害防止規則4条)
緊急作業:100ミリシーベルト(実効線量管理) (電離放射線障害防止規則7条)

このような環境では飲食してはいけないし放射線手当が支払われるのだ。

さて、月面と火星であるが:
月 100〜500mSv/年
火星 70〜300mSv/年

つまりこれらの移住を目指しているところは放射線業務従事者が被曝するよりも
何倍も大きいのだ。

イーロン・マスクさん、ドバイの首長さん、この問題をどうしますか?