産総研 材料・化学シンポジウムで高分子材料評価で二次元相関マッピングという
技術が新澤英之さんによって紹介されていた。レオ・オプレイカル分光法との食い合わせ方に新規性があるという主張らしい。いくつかのパラメターに時間遅れが異なる場合にその遅れの大きさが等高線で表示されるのだという。これがビッグデータの解析に役立つのだという。

ちなみに旭化成のサイトでは


試料に系の外から何らかの刺激を与えながら捉えた赤外スペクトルは、刺激に応じて変動し、さらにその変動の仕方は、スペクトルの波数、すなわち官能基の種類によって異なっている。
二次元赤外分光法は、外部からの刺激による赤外スペクトルの動的な変化(動的スペクトル)を捉え、相互相関解析という数学的な処理によって独立した2つの波数軸からなる平面上に表わす方法であり、官能基同士の相互作用や赤外吸収バンドの重なり合いについての情報を得ることが出来る。