AブームI渦中の野村 直之氏がAIを語る

シングラリテイ問題や人工知能の脅威を語るのは
上から目線での研究者がおおいなか
現場代表で野村 直之氏はそんなことは今世紀中には起こり得ないという。
過去の何回かのAI ブームでブームの失敗をその目で体験してきたひとならずではの
重みのある意見ではある。
とはいえ今回のdeep learning ではいままでとは違ったものを感じ取ってはいるようだ。
しかしその発展のスピードはゆっくりと進むという。

現場の方がそういうからといって、それがただしいとは限らない。
いまの時代は文明を対極的にみれば野村氏がいうようにゆっくりとした発展ではなく
指数関数的にうごいているからだ。
たとえば人口増加問題。これは指数関数的にふえていて、その解決には
指数関数的な技術の発展が要求されていて、おそらく解決できるからだ。

一部転載:
二足歩行ロボット、介護用ロボット、巧みなコミュニケーションを行う接客ロボットなど、さまざまなロボットの実用化や自動車の自動運転技術の開発、将棋や囲碁のプロ棋士に勝利するコンピュータやビッグデータに関する話題、Googleの翻訳機能の向上など、意識するしないにかかわらず、あなたも毎日のようにAI(人工知能)に関連するニュースに接しているのではないでしょうか?

現在は80年代の第2次ブームに続く、第3次AIブームのまっただ中にあると言われています。なかでも、これから社会に出ていく学生にとって気になるのは、「今から10年ないしは15年後に、AIによる大失業時代がやってくる」「仕事の半分はAIやロボットに取って代わられる」といった説ではないでしょうか。

実際、AIは私たちの暮らす社会に大きなインパクトを与えています。とはいえ、本当にAIは人間の脅威となるのか。仕事の現場ではどういう影響をもたらしているのか。そういった疑問にはっきりと応えてくれる記事は多くありません。

そこで、今回は30年以上、人工知能研究に携わってきた第一人者であり、『人工知能が変える仕事の未来』(日本経済新聞社)という著書を出版されたばかりのメタデータ株式会社の代表・野村直之さんにお話をうかがいました。

テーマは「AIによって、これからの社会や働き方がどう変化していくのか、そして私たちは、どう働いていくべきなのか」。前編では、まず「AIとは何か?」について深く語っていただきます。
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