重粒子線治療をおこなうには治療以外にさまざまな準備がいる。
そのなかのひとつに1−2時間もかけてリハーサルを行う場合がある:
リハーサルはリハーサル室で行います。通常は入院して行います。外来の方は、指定された日時に行います。
照射室とほとんど同じ装置を模擬したリハーサル室で行います。患者さんにどのような手順で実際の照射が行われるかを事前に理解していただくとともに、毎回の治療照射をスムーズに行うために固定具等の再確認や照射室で行うX線による照射部位位置決めのための参照画像の撮影を行います。なお、一部の照射部位では、リハーサル室を利用せず、1回目の照射時にリハーサルを兼ねて治療照射をスタートしています。
実際の照射では多くの場合、通常1方向からの照射を1日1回ですが、リハーサルでは全方向(3~4門)について行います。照射室と同じタイプの寝台に固定具で固定された後、垂直と水平の2方向からX線での撮影が行われます。これらの画像を治療計画装置で作成した基準画面と比較し、治療寝台位置を微調整しながら照射時と同じ状態を再現します。この時の最終画像が、次回以降の治療の基準になります。部位にもよりますが、おおよそ1時間~2時間を要します。
そのなかのひとつに1−2時間もかけてリハーサルを行う場合がある:
リハーサルはリハーサル室で行います。通常は入院して行います。外来の方は、指定された日時に行います。
照射室とほとんど同じ装置を模擬したリハーサル室で行います。患者さんにどのような手順で実際の照射が行われるかを事前に理解していただくとともに、毎回の治療照射をスムーズに行うために固定具等の再確認や照射室で行うX線による照射部位位置決めのための参照画像の撮影を行います。なお、一部の照射部位では、リハーサル室を利用せず、1回目の照射時にリハーサルを兼ねて治療照射をスタートしています。
実際の照射では多くの場合、通常1方向からの照射を1日1回ですが、リハーサルでは全方向(3~4門)について行います。照射室と同じタイプの寝台に固定具で固定された後、垂直と水平の2方向からX線での撮影が行われます。これらの画像を治療計画装置で作成した基準画面と比較し、治療寝台位置を微調整しながら照射時と同じ状態を再現します。この時の最終画像が、次回以降の治療の基準になります。部位にもよりますが、おおよそ1時間~2時間を要します。