空気アルミニウム電池自動車は救世主か

電池にはまだまだ開発されなければならない。
一番性能が良いとされるリチウムイオン電池の最大の弱点は爆発の危険があることで
この問題の解決が急務だ。
最近空気アルミニウム電池の実用化が近いのではないかという話がありカルロスゴーンが傾注しているようだ。
このアルミニウムは自らエネルギーを取り出すなどといい加減な宣伝がなされているが
それならエネルギーの救世主になるがそううまくいくだろうか？

空気アルミニウム電池自動車として２０１４年での期待では今年に実用化が期待されていたがどうなっらだろうか。
長所は１５００キロメートルという長い走行距離！短所は使い切りで充電できないから大きく思いモジュールを交換しないといけないこと。

電池の開発元はイスラエルの企業で
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水と空気で走る究極のエコカーともいえる車両を開発したのは、イスラエルに拠点を置くPhinergy(フィナジー)社と、世界でも有数のアルミニウムおよび関連製品メーカー「Alcoa(アルコア)」のカナダ法人であるAlcoa Canadaの開発チーム。
”

森色素という企業は充電可能な空気アルミニウム電池を開発できているがまだ実用化には至っていない。

何れにしてもアルミニウム電池のエネルギー元はアルミニウムでアルミニウムの生成には大電力が必要で
その電力をどうするかという問題がある。化石燃料や原発の電力に頼っていたのでは元も子もなく
エネルギーの見た目が粉飾されているだけで根本的な解決には至っていない。

マグネシウムを使った電力も同様でマグネシウムの精製にエネルギーを要するのだ。
この場合は太陽光を使うというシナリオだがそれを設置する場所が砂漠などに限定されていて
緑の原野が多い日本などでは不適当となる。

このようにエネルギー問題は一見新技術ができたと言っても全体的に見ると解決に至らないケースが
少なくない。

以下は空気アルミニウム電池車のデモ例。