技術者や研究者はほぼ全員が上からあたえられたテーマについて脇目をふらずに集中する。給料をもらっていた時は私もそうだった。それが研究者の習性である。テーマが大ききくて重要でさらにただしいものならラッキーだ。
メガソーラーは専門外だが、もし開発を依頼されたら効率をあげる方法に全力を挙げるだろう。しかしただしいエネルギーを考えてから他の有力なエネルギーとの比較を、ということになれば話はちがう。
メガソーラーは巷の推進派はそのうち毎時kwh1円になるだろうとある。これはソーラーパネルの将来のコストダウンのみからの外挿のことだろう。もちろんコストを決めるのはそれだけではない。考えればつぎからつぎへとでてくる。それでめ見落としがあった。現在反対運動をしているひとたちの指摘は緑地が侵食されていることだ。その結果炭酸ガスの処理量が減る。これではソーラーにした存在理由が根底からゆるぎかねない。