がんの重粒子線治療を切り開いた平尾泰男博士(元放医研理事長)が
本日(4月19日)肺炎で逝去された。

巨星落つ。

重粒子線によるがん治療はバークレー研究所の加速器ベバトロンで
様々な粒子による治療が行われたがはっきりとした成果を出す前に
シャットダウンされ放射光装の加速器に変わってしまった。
その研究結果から炭素イオンを選び出し治療効果が高いことを
世界で初めて検証した。

私の見解では重粒子線によるがん治療はノーベル賞の価値があり
3人に授与するとしたら
平尾泰男、辻井博彦(放医研医学博士、元理事長)、
G.Kraft(GSI、重粒子の生物効果)
だと考える。

告別式は4月23日(11時から12時)
セレモ稲毛駅ホール