人類の有史以来の人口の総計はどれくらいなのか前から興味があったのだが
推計できないでいた。
仮定できる元の資料がないからだ

ところがこれを試みているヒトがいた
(最初はアシモフ博士がこkろみたという)
その仮定は
1)一万年まえに500万人。(最初から創世記に反しているが)
2)出生率を22%、死亡率を21%(根拠はない)
3)1700年代産業革命以降の、住環境の整備、農業生産の増大などにより急激な出生率の増加と、医学の進歩による死亡率の減少
(数値は示していない)
http://www.kijo-riron.com/ronbun/2003/jinko_chart1.jpg
このグラフは目盛がよくない。リニアースケールで描いてあるが対数目盛にすべきだ)

この総計をすると

の1万年間にどのくらいの人間が生まれたのか計算してみよう。もちろん、先に見たように、単純に世界の人口を足すのではなく、出生率をかけて生まれた人数を1万年分足すのである。結果は、3279億3175万4805人。

生まれた総数は先のグラフを積分すればよいはずだから3280億人というのは第一直感まちがっていると
いう気がする。積分したらそんなにはならないだろう。

サイトを書いたひとは1万年をさらに遡っていき、200万年まえになると32人となるという。
なんかもっともらしい数値をつくりあげているような。