近くにある鬼怒川の堤防が決壊した。
決壊したところをみるときれいにえぐれている。
これをみると堤防の材料である土がいかに川の水の流れによわいかを痛感する。
調べてみると堤防は基本的に土でできている。
最近の海岸線で津波対策用につくっているスーパー堤防はコンクリかと思っていたのだが
そうではなく堤防の傾斜を緩やかにして等価的に堤防の厚み・幅を
増やそうというものだ。(普通は人家があるのでそうはいかない)
それにしてもこれらの堤防は三匹の子豚の粘土の家のようでいかにももろい。
むかしから土でつくものだというのが伝統なのだろうがこれではまずいのではないか。
土木の研究者は怠慢ではないか?
いや土の堤防の欠点は承知しているようだ。
それなら確信犯だ。
決壊したところをみるときれいにえぐれている。
これをみると堤防の材料である土がいかに川の水の流れによわいかを痛感する。
調べてみると堤防は基本的に土でできている。
最近の海岸線で津波対策用につくっているスーパー堤防はコンクリかと思っていたのだが
そうではなく堤防の傾斜を緩やかにして等価的に堤防の厚み・幅を
増やそうというものだ。(普通は人家があるのでそうはいかない)
それにしてもこれらの堤防は三匹の子豚の粘土の家のようでいかにももろい。
むかしから土でつくものだというのが伝統なのだろうがこれではまずいのではないか。
土木の研究者は怠慢ではないか?
いや土の堤防の欠点は承知しているようだ。
それなら確信犯だ。
<デメリット>
・流水により洗掘を受けやすい。
・浸透に対して弱い。
・越流に対して弱い。
・強度を確保するために一定以上の堤防幅
(用地取得)が必要である。
・土の種類によっては、変形や施工性に問
題が生じることがある。
・堤体内部の細部構造を把握することが難
しいことや、材料や施工の不均一性から、
水ミチや空隙を内在している可能性がある。
<メリット>
・堤体材料としての土は、安価で多量に
調達が可能。
・嵩上げ・拡幅、補修といった工事が容
易。
・基礎地盤と一体となりなじみやすい。
・仮に、水害や地震で被災したとしても、
短時間での復旧が可能。
・劣化の心配がほとんど無く半永久的な
材料である。
・自然環境への影響が少ない。
・維持管理が容易。