アラングースは本質をつかむ言葉をつむぐ

佐藤勝彦はアラングースよりも先きにインフレーションとマルチバースを
発見したと主張しているわりには欧米人でそのことをいっている研究者はほとんどいない。小林ー益川のときと比べてまるでちがう状況である。
これはどうしたことだろうか？
ひとつにはアラングースの本質をひとことでいいあらわす能力がずぬけていたからだろうか？　グースら自身はインフレーション理論と人の心をつかむことばを発明することにたけていたものの理論の詳細はダメだったとリンデはいっている。

クラウスローレンスも講演はうまくキャッチーな言葉を生み出す能力も高い。

アラングースのうまいコピーの一例：
宇宙はただの昼飯である。
（このサイエンスシンポジウムにはアラングースもリンデもでている。
リンデってナイーブだね。リンデはしればしるほど好きになってくる。）

つまり宇宙がいくらでも生成されるのは
膨張のエネルギーと重力のエネルギーの符号が逆だからだと。
これはとてもわかりやすい説明でアラングースの独壇場だ。