重粒子線治療の普及をめざして小型化を目指す動きが進んでいる。
産業構造審議会産業技術分科会という会が平成24年に会合を開いていて
高温超伝導材を使った日本のお得意分野である重粒子線加速器(シンクロトロン)の
研究開発の提案をしている。予算はおよそ220億円。
もくろみは:

世界のがん治療法加速器の市場は年間18億ドル(1,440億円)で年間販売台数は500台、累積設置台数は9,600台と言われているが、仮に販売台数の1割が重粒子線加速器に置き換えられ、年間50台程度の販売台数が実現できれば、年間1,000~2,000億円程度の市場が発生する

すすめているひとたちは放医研以外の人たちだ。
(東京大学、長岡バイオ大学、横浜国立大学、青山学院大学、早稲田大学、東京理科大学、政策研究大学院大学とう)

重粒子線癌治療のばあい、問題点は加速器の小型化だけではないのだが、
さまざまな進め方があって活発になることはよいことだ。