林主税(はやしちからと読む)さんはアルバックという真空技術をもとに発展した会社の創始者のひとりだ。わたしの親と同い年(たいしょう1年生まれ)で2010年10月5日に87歳で亡くなられている。林主税さんには一度台湾への学会出席だったかにその旅費を支援していただくときにお目にかかっている。
そのときにアルバックをつくりだすときに松下幸之助らの歴史上の人物に支援してもらったことをお聞きした。詳しい事情はここに紹介されている。彼は台湾の中学と高校を卒業されていたのでそのような援助をしてくれたのかもしれない。
林主税さんは会社を立ち上げた後もナノテクノロジーの先駆けとなる官民の国家プロジェクトを立ち上げている。後継者の人材が育ったアルバックの技術はいまでも最先端のフロントラインを走っている。