奇跡の風呂と呼ばれているという紹介が12チャンネルであった。(10月13日未来世紀ジパング)
これは重質原油といわれ希少価値のあるものだがシベリヤ産の原油もアゼルバイジャンを超える
良質の重質原油だという:以下のようだ(2-12年2月ロシアの声)。
シベリアの原油を薬に

シベリアで病人が石油による治療を受けるための予防医療センターが建設されている。こうした治療に活用できるのは、重質原油と呼ばれる特殊な石油のみとなっている。以前、重質原油を産出していたのはアゼルバイジャンのみだったが、シベリアにも油田が存在することが近年明らかとなった。今年中にはシベリアの石油の奇跡的効能を体験することができるだろう。石油風呂と石油軟膏は鎮痛作用および抗炎症作用を持ち、新陳代謝を良くし、傷の治癒を早め体全体の組織を活性化させる。さらに、ロシア産の重質原油はアゼルバイジャンのものよりも安価となっている。
この石油は「ナフタレン」という名で世界的に有名だ。この名前はアゼルバイジャンの同名の市から取られた名前となっている。そこには世界に他に類を見ない泥浴療養地があり、皮膚病、骨格筋および神経システムの罹患および消化器官の病気を治療することができる。現在、アゼルバイジャンの油田は採掘しつくされており、この希少な石油は事実上尽きてしまっている。それゆえに、アゼルバイジャン産の石油は途方もなく高価となっており、1グラム2ドル以上の値がついており、1バレルとなると50億ドルにもなる。しかし、シベリアのチュメニ市とハンティ・マンシースク市の油田で採掘される同じ特徴をもつ石油がその値を下げることができるとシベリア研究分析センターのイワン・ネステロフ副所長は「ロシアの声」のインタビューに答えて語った。
「現在、シベリアの石油の埋蔵量は25億トンであると推定しています。この量は世界中に療養所を建設するとしてもその需要をまかなうことができるほどのものです。事実上、埋蔵量は無尽蔵です。」
専門家は、この治療に有効となる石油は重く流れないため、パイプラインで移送することは不可能だと述べている。それゆえに、油田が位置する地域に、重質原油の移送と薬剤を抽出するための特殊なインフラを建設しなければならない。12年の終わりにはノーヴィ・ウレンゴイ市では最初の予防医療センターが建設される予定だ。患者たちはそこで奇跡の石油を利用した軟膏で治療を受けることができる。ロシアの石油薬剤はアゼルバイジャン製のものよりも効果があるということが研究の結果明らかとなったとイワン・ネステロフ副所長は語った。
ロシアの重質原油にはもう一つの珍しい特質がある。それは、アダマンタンと呼ばれる物質を含んでいることだ。アダマンタンの分子結合はダイヤモンドと同じ構造をしている。それゆえに、ダイヤモンドのギリシャ語名からアダマンタンと名付けられた。アダマンタンからは、大変丈夫なシートを生産することができる。通常の石油はアダマンタンを1パーセント以下しか含有していないため、アダマンタンを石油から抽出することはできず、人工的に合成するしか取り出す手段はない。しかし、シベリアの石油はアダマンタンを6パーセント含んでいるため、コスト効率よくそれを取り出すことができる。重質原油から取り出された天然のアダマンタンは合成されたものよりも安価かつ上質だ。それゆえに、治療に使われたあとの石油の残留物からアダマンタンを抽出し、シートを作ることができるとロシアの学者らは確信している。
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