物質・材料関係の人たちががんの治療の世界にはいってきた。
専門を越えて別の分野にはいることはその分野に活性をもたらすが
必ずしも良い事ばかりではない。

研究者の多くがたこ壷化しているなかで隣のたこ壷にはいろうとして
タコの社会を悪い方向に持っていきかね場合がある。

このdrug delivery system(DDS)の話していくと
新人達は抗がん剤そのものの良否についてはなんの疑問ももっていない。
抗がん剤治療そのものの哲学が間違っている場合には
間違いの進展に手をかしかねない。