きょうは高エネルギー加速器研究機構KEKでSLAC(stanford linear accelerator center)の
私もしっている二人の
研究者がLCLS IIという現在の施設を大幅に改善する計画の話をしていた。
3号館のセミナーホールにけっこうな数の研究者があつまっていた。
LCLS IIというのはソフトなつハードの広い範囲のX線レーザーの施設だ。
特徴はドイツのX線レーザーと同様に
超伝導ライナックをつかうことだ。
予算は400億円強という。
申請してから認可までたった半年できまってしまったという
珍しい例だ。
競争相手はアルゴンヌ研究所ANLとローレンスバークレー研究所だ。

日本ではERLという超伝導空洞をつかった類似の計画があるがいまのところ
予算獲得はめどがついていないと思う。

そもそも自由電子X線レーザーはおおむかし私たちがプロポーザルしていたのだが
時代が早すぎてだれも耳をかしてもらえなかった。

ざぶねんむねんじゃ。