さきの川合知二教授の高速シークエンサーの
講演のなかで強調されているが重要なのはトンネル電流を測定するというアイデアよりも
DNAをほぐしてナノポアーにいれるところだそうだ。
それは真空噴射法をよばれ川合教授は彼の助手の田中さんが開発したと主張しているが
川合教授の政敵?の告発しているところでは
すでに知られている方法だと言う


この記事中でグッケンベルガーの1994年STMによるDNA観察の論文が無視されているのは明らかだし、DNAを噴霧する手法は1948の電子顕微鏡観察でも行われた例があり、新規でも独創的でもない。



ということは過去の研究者達が見逃していたうまい方法を
川合教授が再発見して(これは先見の明といえる)
先行例を引用しないで発表したという可能性もある。
1948年のアイデアならば特許があったそしても切れているかもしれない。

しかし、その知見をつかって
シークエンサーとしての装置を完成したのならば
やはり川合教授の功績はあるはずだ。

批判者(北浜さん)はその重要性を看過していたのではないか。