2010年の3月22日の物理学会で
いま話題のBモード偏光の講演があったらしい。
その内容はここ

小松英一郎博士はWMAP という 宇宙背景放射の研究グループで
名をなした研究者だ。
欧米ではめずらしく実験チームのリーダー(的)存在か?

WMAP はBモード偏光の観測でBICEP2に

遅れをとったようにもみえるが
この分野で熾烈な競争のトップにいる小松博士の
講演に目を通しておこう。


この講演をみると
Bモード偏光は
電子による長波長光の弾性散乱であるトムソン散乱からできたという。
ということは
重力波はビングバン初期のインフレーション時につくられたが
マイクロ波が偏光するのは
ずっとあとでマイクロ波が電子ができたときに
衝突して偏光する。
Bモード偏光は重力波によってできるがそのメカニズムの
図はあるがわかりにくい。

またB-モード偏光はだれが最初にいったかはふれていない。
(変だな?)

p17に
Bモー度偏光はいまだみつからずとある。
この4年後にライバルのBCEP2が発見を発表した。
つぎにどのチームがその追試ができるだろうか。

現在
マックスプランク研究所宇宙物理学研究所の
所長

偉い。