竹内薫博士が他分野のヒトにインタビューしてできた本だ。
トンでも仮説の世界とくらべて、いくつか知らない情報があったので
読む価値があったといえます。

村上和夫博士とのインタビューではストレスを論じているが
情報は一昔まえのものかな。
異端児崎谷博柾博士ほどの巨視的な見方からくらべるとものたりない。

重要なのは遺伝子スイッチなのだけれで、教科書的すぎてインパクトが足りない。
遺伝子スイッチにはもっと深い意味があるはずなのに
議論が平坦で優等生同士の浅瀬の海岸になっているなー。
それと比べて異端児崎谷博柾博士は
遺伝子と遺伝子スイッチは別物と断言しているところは
侠気がある。
シロートの私の直感では
遺伝子スイッチのほうが重要で
人類の環境への遺伝子的適合は
短期間で起こりうると思う。
スポーツ選手の体型変化は数年でおきるでしょ。
数万年ではないんです。
これはすべてのダーウイン主義と違う。
躁期のマンボウ博士ならわかってもらえるでしょう。

それにしても世の中には鬱のひとは多いが
躁期のひとの自己申告が少ないですねー。

わたしなどはずーっと躁期なのかもしれない。
鬱期がほとんどないので、躁期にいるのが気づかないのかな。