一兆円近いコストのILC (国債リニアーコライダー)が国内で着々と根回しがすすんでいるようだ。
鈴木機構長によると(本日のLC 月例meetingでのお話)iPS とiLC が安倍総理のすすめる日本の科学技術の
二つの目玉になるという。
iLC というのは悪のりでちょっと軽すぎません?

ちなみに
CERN では周長80km長のトンネルに
円形加速器にて電子の衝突器TLEPが最近話題になってきた。
(これは生出さんのほうがいいだしははやかったのだが)
TはいままでのLEPの3倍を示すという。
利点はiLC よりは安いこと。
ヒッグズ粒子をしらべる電子衝突器がおわったら
陽子衝突器にきりかえるという拡張性がある。

しかし、電子のエネルギーをあげることはできない。
iLC ならばエネルギーをあげることができる
ので
結局iLC にはかてないのではないか。
ただiLC のコストが1兆円をこえたら、
研究を正当化できるかというと
それはできるかもしれない。

安倍さんがアメリカの国債購入(密約)で100兆円みつぐ
副島隆彦)というから
iLCへの1兆円は名誉の票のためなら
ありうる。(実際はホスト国は半分の負担)
アメリカの物まねのNHI よりは
オリジナリテイはあるし
世界中の研究者を囲えるしね。
(これは私のアイデアだったのだが安倍さんにあげましょう)